出張が多いビジネスマンや外出先でも気軽にネットを使いたいという方におすすめのモバイルルーター。
でもいろいろなモバイルルーターがあり過ぎて、どれにすれば良いのか分からない…とお困りの方も多いのではないでしょうか。このページでは、モバイルルーターであるWiMAXの「wx03」という製品について詳しく解説しています。
「wx03」の製品特徴や使用感などの口コミ・評判から、設定方法や問題発生時の対処法について分かりやすくお伝えいたします。

モバイルルーターをお探しの方は、是非参考にしてみてくださいね。

WiMAX「WX03」の特徴・スペックは?

WiMAXの端末の一つであるWX03をご紹介します。
WiMAXのWX03は、NECが開発したWiMAXルーターです。
発売された当時は日本のメーカーが開発したモバイルルーターということで契約する人が多くいました。
スペックも高く、タッチパネルを搭載していて操作性も良いため、とても人気の機種でした。

通信速度が下り最大440Mbps

WX03の最大通信速度は440Mbpsです。
こちらの通信速度は現在でも十分利用できる通信速度です。
現在発売されているNECのWiMAXルーターも最大通信速度が440Mbpsですので、WX03と通信速度の差はありません。
ウェブ閲覧はもちろん、YouTubeの動画サービスを利用しても快適に利用できる通信速度です。
機種が古くても、最大通信速度が同じですので、特に問題なく利用することができますよ。

小さく軽いので持ち運び便利

WX03は最新のWX05と比べてもサイズに大きな違いはなく、コンパクトなのでカバンの中に入れても邪魔になることもありませんよ。
WiMAXルーターの大きさは、ここ数年特に変わっておらず、ほとんど同じ大きさですので、どのWiMAXルーターを選んでも変わらないと思いますよ。

バッテリーの持ちが良い

WX03のバッテリーは、エコモードを利用することで、約740分も持続します。
Bluetoothを利用しての通信を利用する場合、最大で990分も利用可能です。
大容量のバッテリーを搭載していて、長時間の利用が可能ですので一日中インターネットを利用していてもバッテリーの充電を行う必要がありません。
NECのWiMAXルーターは基本的にバッテリーの持続時間が長く、ファーウェイのWiMAXルーターよりも長く利用することができます。
一日中WiMAXルーターを利用するという方は、NECのWiMAXルーターを利用することで、バッテリーが切れる心配がなく、快適に利用することが可能ですよ。

タッチパネルで操作性◎

WX03はタッチパネルを採用していて、操作性がとても良いです。
Wi-Fiのパスワード表示、通信モードの設定など、端末に関する設定をタッチパネルで行うことが可能です。
従来のWiMAXルーターはタッチパネルを搭載していなかったため、WiMAXルーターの設定、通信量の確認はウェブブラウザ上でログインする必要があり、結構手間でした。
WX03以降はタッチパネル導入となったため、大画面のタッチパネルでほぼすべての情報を確認することができ、設定も簡単になりました。
WiMAXルーターを初めて利用する方でも簡単に設定を行うことができますので、おすすめですよ。

WX03のデメリット

WX03のデメリットをご紹介します。
WX03はメリットも多いですが、少なからずデメリットもあります。

au4GLTE非対応

WX03はau4GLTE通信に非対応です。
最近のWiMAXルーターには、au4GLTEはほとんどの端末で標準搭載されていますが、WX03には搭載されていません。
au4GLTEを搭載していると、WiMAXの電波が入らないところでも、auの電波を利用して通信を行うことができます。
しかし、au4GLTEが搭載されていないと、WiMAXの電波が入らない場所ではWiMAXルーターを利用することができません。
こちらの機能があるのとないのとでは大違いで、auの電波を利用できると、地方や郊外でも安定した通信でWiMAXルーターを利用することができますよね。
せっかくのルーターなのに使えないとなると意味がありませんからね。

不具合が多い

WX03は不具合が多いことで騒がれていました。
Wi-Fi接続が不安定であったり、フリーズが頻発したりする不具合が多くありました。
特に操作していないのに本体がフリーズして通信することができなくなったり、利用しようとしたら起動画面で止まったり、大変困りますよね。
このような不具合が発生したために利用できなかった、などの評価が多かったです。
フリーズしたら再起動を待つしかないので、時間のロスにもつながり、仕事などができなくなりますので注意しましょう。

クレードルがあまり機能しない

WX03には、オプションでクレードルを利用することができます。
「クレードル」とは、スタンド型の拡張機器を指します。
Wi-Fi端末をクレードルに置くだけで充電したり、クレードル本体に有線LANケーブルをつなげることにより、無線LANが内蔵されていないPCでもインターネット接続したりすることができます。
クレードルが1台あると、自宅でWiMAXを使用する際に非常に便利です。

また、そのほかの使い方としてWiMAXの電波を受信しやすくするアンテナとしても利用方法もあります。
ところが、アンテナとしてクレードルを活用しても、電波状況はあまり変わらないそうです。
現在販売されているWiMAXルーターのアンテナ付きクレードルは電波状況がよくなり、通信速度が高速化されます。
しかし、WX03のクレードルは、接続しても電波状況が改善されないそうです。
クレードルを利用する場合は、充電以外の機能はあまり期待しない方がよいかもしれません。

WiMAX「wx03」の使用感に関する口コミ・評判

WX03の口コミをご紹介します。
WX03ははじめて440Mbpsの通信に対応したWiMAXルーターとして注目を集め、契約するひとが急増しました。
様々な人がWX03を利用し始め、口コミも数多く投稿されました。
この口コミの中から良い口コミと悪い口コミをご紹介します。

良い口コミ

良い口コミにはこのようなものがありました。

通信速度が速く快適利用することができる

WX03は最大通信速度が440Mbpsですので、快適に利用することができます。
現在はこちらの440Mbpsのエリアも広くなってきていて、ほとんどのエリアにおいて440Mbpsで通信を利用することができます。
こちらのエリア内だと通信速度も調子がいい時で100Mbpsの通信速度が出る場合がありますので、4Kの動画も快適に閲覧することができますよ。
WiMAXは昔から通信速度が速く、快適に利用することができるモバイルルーターですので、通信速度を重要視している方はWiMAXの利用をおすすめします。

バッテリーの持続時間が長いので、一日中充電しなくても利用することができる

WX03は大容量のバッテリーを搭載していますので、一日中利用することができます。
NECのWiMAXルーターはファーウェイのモバイルルーターに比べ、搭載しているバッテリー容量が大きいです。
また、エコモードなどを搭載していますので、稼働時間が長いですね。
その分、通信速度はファーウェイに劣っていますので、一長一短ですが、バッテリーを重要視する方にはNECのWiMAXルーター一択ですね。

タッチパネルが便利で、WX02に比べ操作性が格段に良くなった

旧機種のWX02はタッチパネル液晶ではなく、バッテリー容量など必要な情報のみを表示する小さい液晶画面を搭載しているだけでした。
それが、WX03になってからはタッチパネル液晶を搭載し、バッテリー容量以外にも通信量などの情報を詳細表示できるようになりました。
また、タッチパネルを搭載することで、WX03本体で設定を変更することができるになり、パフォーマンス設定やWi-Fiの設定などを本体のみで設定可能となりました。
現在のWiMAXルーターはタッチパネルが当たり前ですが、WX03が発売されたときはタッチパネルを搭載した初めての端末でしたので、評価がとても高かったですよ。

悪い口コミ

続いては悪い口コミをご紹介します。
WX03は不具合などで通信が途切れるなどとして、悪い口コミも多かったです。

通信が途切れることが多く、気づいたらWi-Fi接続が途切れていた

WX03の代表的な不具合として、通信が途切れる不具合があります。
こちらの不具合はWi-Fi接続やUSB接続で発生していて、いきなり通信が途切れてしまうので、使用したいときに使用できないことがあります。
ファームウェアのアップデートで少しは良くなりましたが、それでも通信が途切れる場合もあったようです。

Wシリーズのようにauの回線を利用できない

WiMAXルーターにはファーウェイが開発するWシリーズと、NECが開発するWXシリーズがあります。
Wシリーズは昔からauのLTE回線を利用することができますが、WXシリーズはWX03まではWiMAXの回線しか利用することができませんでした。
LTE回線を利用できるメリットとして、WiMAX回線の利用できない場所でもauのLTE回線を利用して通信を行うことができる点が挙げられます。
LTEの使用料が月1,000円ほどかかりますが、日本中どこでもインターネット接続できるメリットが大きいですので、利用する人が多かったです。
WX04からはau4GLTEに対応していますので、WiMAXしか利用できないルーターはWX03で最後となっています。

WX03の実測値

WX03の実測値は、パフォーマンス設定によってなります。
WX03のパフォーマンス設定には、パフォーマンスを優先するハイパフォーマンスモードと、通常のノーマルモードの2種類があります。
ハイパフォーマンスモードでは実測で約40Mbpsの通信速度ができます。
通信速度が早い代わりに、バッテリーの持続時間は短いので注意しましょう。
ノーマルモードではバッテリーの持続時間が長い代わりに、通信速度が少し遅いです。
ノーマルモードの実測値は約20Mbpsと、ハイパフォーマンスモードの二分の一となりました。
WX03からはタッチパネルを搭載しているのでこちらのパフォーマンス設定も簡単に変更することができます。
通信速度が必要な場合はハイパフォーマンスモード、バッテリーを長く持たせたい場合はノーマルモードに変更するなどして使い分けましょう。

他の機種とモード比較!

WX03は3つのモードを搭載しています。
さきほど紹介した通信モードのほかに、バッテリー消費を抑えるエコモードを搭載しています。
この3種類のモードを搭載したWX03と、同時期に発売したW03の3つのモードを比較してみましょう。
WX03もW03にはハイパフォーマンスモード、ノーマルモードの2種類は同様に搭載されています。
バッテリー消費を抑えるモードですが、WX03にはエコモード、W03にはバッテリーセーブモードという名前のモードが搭載されています。
どちらも通信速度が最大110Mbpsに制限されますが、バッテリーの持続時間が長くなります。
通信速度をあまり必要としない場合は、こちらのモードにすることで長く利用することができますよ。
すなわち、どちらの機種についても、通信速度を重視する場合、バッテリーを重視する場合といったように利用状況に合わせてモードを選択することができますよ。

WiMAX「WX03」の各種設定方法

WX03の設定方法をご紹介します。
WX03はタッチパネルの操作で簡単に設定をすることができます。

Wi-Fi情報の確認方法

WX03のWi-Fi情報の確認はとても簡単です。
WX03のWi-Fiの設定は、WX03のロックを解除後、左側にある情報と記載されているタイルをタップすることで確認することができます。
こちらに記載されている情報をもとにWi-Fiに接続しましょう。

初期設定方法

初期設定方法はWX03単体でも行うことができますし、パソコンを利用しても行うことができます。
WX03で行う場合は初回起動後、画面の設定に沿って行いましょう。
パソコンで行う場合は、詳細な設定を行うことができますので、詳細な設定が必要な場合はパソコンで初期設定を行いましょう。

SSIDとパスワードの変更方法

SSIDとパスワードを変更するにはパソコンと設定する必要があります。パソコンでWX03のユーザーIDとパスワードを入力し、ログインします。
Wi-Fiの設定のページがありますので、こちらのページからSSIDとパスワードを変更しましょう。

初期化する方法

初期化する方法はWX03本体とパソコンのどちらでも可能です。
WX03本体で初期化する方法は、設定タイルでメンテナンスを選択し、初期化を選択します。
パソコンで初期化を行う場合は、WX03にログインし、設定画面から初期化を選択することで初期化をすることができます。

Bluetoothの接続方法

Bluetoothの接続方法は、WX03の設定タイルからLAN側設定に入り、LAN側無線設定でBluetoothを選択します。
再度設定画面に戻り、Bluetooth設定、Bluetoothペアリングで利用したい端末とペアリングを行います。
ペアリングを行うことで、Bluetoothテザリングでインターネットに接続することができます。

省電力の変更方法

省電力設定の変更方法はパソコンのみでの変更可能です。
省電力機能はウェイティング、休止状態、電源OFFから選択することができますので、利用状況に応じて選択しましょう。

データ使用量の表示方法

データ使用量の表示方法は、WX03本体のクイックメニュータイルから通信量表示で確認することができます。
こちらでは3日間の通信量、今月の通信量など確認することができます。
また、ロックを解除したときの画面で、3日間の通信量や1カ月の通信量を丸いメーターで確認することができますので、必要な方はこちらの設定を行いましょう。

画面調整方法

画面の調整は、明るさや画面表示時間などを設定できます。
明るさを暗くしたり、画面の表示時間を短くしたりすることで、バッテリーの持続時間を長くすることができますので設定することをおすすめします。

専用アプリの設定方法

専用アプリの設定方法は、WX03のWi-Fiに接続するだけですのでとても簡単です。
WX03に接続した状態でアプリを開くことで電波状況やバッテリー状況を確認することができますので、とても便利ですよ。
こちらのアプリから休止状態への移行や再起動もでき、わざわざWX03をカバンの中から出さなくてもよくなるので、使い勝手もよいですよ。

WiMAX「wx03」のトラブル時の対処法

WX03のトラブルの対処法をご紹介します。
不具合が多いWX03なのでトラブルの対処法を覚えておくと安心ですね。

原因ごとの対処

Wi-Fiが接続できない場合は、WX03を再起動しましょう。
WX03を再起動するには、設定タイルからメンテナンスをタップします。
本体がフリーズした場合は再起動もできませんので、強制的に再起動する必要があります。
強制再起動ですが、WX03は強制再起動ボタンがありませんので、バッテリーを外してまた接続して起動します。
本体がフリーズした場合は、ぜひ試してみてください。

サービスエリア外(対処法)

サービスエリア外だとWX03は利用することができません。
W03などのLTEを利用できる端末であればLTEの電波を利用することができますが、WX03はLTE通信を利用することができませんので、サービスエリア以外では利用できなくなるので注意しましょう。

機器の不具合(対処法)

機器の不具合の対処法ですが、まずは本体のファームウェアのアップデートを行いましょう。
アップデートでは本体の不具合についても対処されていますので、アップデートを行うことをおすすめします。
ファームウェアを最新にしても不具合がある場合は本体の初期化を試してみましょう。
初期化を行うことで症状が改善する可能性もありますので、初期化してもよいという方は初期化してみましょう。
初期化しても不具合が直らない場合は、最新の機種に機種変更するか修理を依頼しましょう。
WX03を2年以上利用している方で、機種変更できるプロバイダの場合は無料で機種変更できますので、利用しているプロバイダに問い合わせてみましょう。

ネットワーク上の問題(対処法)

ネットワーク上の問題は再起動で直る可能性が高いです。
万が一、再起動しても問題が解決しない場合は機器の故障の可能性がありますので、プロバイダに問い合わせることをおすすめします。

それでも解決しない場合はサポートセンターへ

不具合などでどうしても症状が改善しない場合は、プロバイダかサポートセンターに問い合わせを行いましょう。
WiMAX本体の不具合や設定方法など、何か困ったことがあればサポートセンターに問い合わせることで解決する可能性もあります。
何かあって自分で解決できなかった場合はサポートセンターに連絡しましょう。

まとめ

WX03は現在のWiMAXルーターと比較しても十分利用できるスペックを持っています。通信速度も最大440Mbpsでバッテリーも大容量のものを搭載していますので、一日中利用できます。
現在は販売されていませんが、まだ利用している人は買い替えるほどのものではありませんので、利用を続けても問題ありませんよ。

この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。