NECのAterm WG2600HP2は、家庭用WIFIルーターの最高傑作と言われる人気のWi-Fiルーターです。
「複数台の使用でも快適」「安定感が抜群」など多くのユーザーから高い評価を得ているため、購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
・ wg2600hp2の特徴やスペック・値段は?
・wg2600hp2と最新機種wg2600hp3の違いは?
・wg2600hp2の口コミ評判は?
・wg2600hp2の使い方は?など疑問をお持ちの方もいるでしょう。
このページでは、wg2600hp2を検討中の方に役立つ情報をわかりやすく解説しています。
接続がうまくいかないなどのトラブル対処法もまとめてありますので是非参考にしてみてください。

※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。

wg2600hp2ってどんな機種?

wg2600hp2とはNECから発売されているWi-Fiルーターです。
高性能で通信速度も速く、人気のある機種となっています。
こちらのwg2600hp2入手するには家電量販店やネットショッピングがあります。
それでは、wg2600hp2の特徴について、詳しく見てみましょう。

wg2600hp2の価格

wg2600hp2の価格を紹介します。
wg2600hp2は販売終了していることもあり、在庫限りの販売となっています。
ネットショッピングでは19,000円前後となっていました。

後継機種のwg2600hp3は、12,000円前後で購入できますが、USB機能など一部機能が省略されています。

USB機能は、Wi-Fi機能のついていないプリンターをUSB接続でネットワーク化できたり、USBストレージを接続したりしてNAS化(ネットワークを経由して複数端末で、USB上のデータ共有が簡単に行える)できたりと、とても便利な機能です。
USB機能を必要とする一部ユーザーからは機能を省略されてUSB機能を利用できず、買い換えることが出来ないといった声もありますので、USB機能を利用したい方はこちらのwg2600hp2を選ぶといいでしょう。
また、家電量販店では、wg2600hp2の方が安く販売されている可能性もありますので、気になる方は、家電量販店の価格もチェックしてみましょう。

wg2600hp2の特徴

wg2600hp2の特徴はNECから販売されている製品の中で特に高性能な部類に入るWi-Fiルーターです。
NECが高速通信で利用する技術を複数搭載しています。
ここからは、wg2600hp2の特徴を項目ごとに紹介します。

家中どこでも快適通信

wg2600hp2はWi-Fiの電波を遠くに飛ばすために技術を採用しており、アンテナを複数搭載しているので家中どこでも快適にインターネット通信を利用することができます。
また、NECが開発した高性能アンテナ(μSRアンテナ)を採用しているので、外付けのアンテナを搭載しなくても家中どこでも快適に通信できます。
さらに、対応機器に電波を向けて飛ばすビームフォーミングや電波の干渉を検知したら自動で別のチャンネルで通信を行う、バンドステアリング機能も搭載。
速度に関しても、最新の11acという通信規格を採用していますので、最大1,733Mbpsで非常に速い通信が可能です。
今まで通信速度を気にして無線LANを利用してこなかった方もこちらの11acに対応したwg2600hp2を利用することで高速な無線通信を利用することができ、ケーブルが邪魔になることもありませんよ。

便利な中継機機能

wg2600hp2はWi-Fiルーターの親機としても利用することも出来ますが、親機の電波を中継する中継機としても利用することができます。
wg2600hp2は単体でも電波が強く、よほど広い家でなければ快適に利用することが可能です。
ですが、何枚も壁を挟んだり、コンクリートの家だとどうしても通信速度が低下してしまいます。
この通信速度の低下を防ぐために中継機を利用するのですが、wg2600hp2は 複数台を使って、中継電波をさらに中継できるなど、用途に富んでいます。

お子さんの利用を制限できるこども安心ネットタイマー

wg2600hp2にはお子さんのインターネットに利用する時間を制限できるこども安心ネットタイマーという機能を搭載しています。
こちらの機能を利用することで子供が利用しているスマートフォンやタブレット、ゲーム機のインターネット利用時間を制限することができます。
こちらの機能の他に接続している機器を一覧で表示することができる、見えて安心ネット という機能もあります。
こちらの機能はwg2600hp2に接続している機器の一覧で表示したり、機器が接続されたらメールで通知する機能があります。
お子さんが自宅にかえってきてゲーム機やスマートフォンがインターネットに接続されたらメールを届くに設定すると無事に自宅へ帰ってきたことが分かります。
wg2600hp2にはお子さんのために利用できる機能が複数搭載されていますので、お子さんをインターネットから守りたい方にも最適ですよ。

wg2600hp2のスペック

wg2600hp2のスペックを紹介します。
wg2600hp2はNECが高性能ルーターとして販売していたWi-Fiルーターですので、スペックも非常に高いです。
Wi-Fiルーターを購入するときに参考になるスペックをまとめました。

最大通信速度 1,773Mbps

推奨接続台数 18台

間取り 戸建て3階建てまで、マンション4LDKまで

有線LAN速度 1,000Mbps

最大通信速度は1Gbpsを超える1,773Mbps。
有線LANルーターよりも高速で、ケーブルも邪魔になりませんのでこの機会にすべて無線に切り換えるのもよいかと思いますよ。
推奨接続台数は18台ですので、様々な機器を接続しても快適に利用することが出来ます。
通常のWi-Fiルーターは接続台数が10台を超えると通信が不安定になったり、通信速度が遅くなったりしますが、wg2600hp2であれば18台までの接続台数なら快適に通信することができます。
大人数の家族、オフィスでの利用であれば接続台数は多くなると思いますが、wg2600hp2なら処理能力も高いため、接続台数が多くなっても快適ですよ。
通信可能な範囲については、戸建てなら3階建てまで、マンションは4LDKまでの広さに対応しています。
wg2600hp2haNECのアンテナ、ビームフォーミングなど快適に通信できる機能を搭載していますので、このような広さの住居でも快適に利用することができます。
外付けアンテナのように電波にむらがなく、360度に電波が広がるアンテナを搭載していますので、家のどこにいても快適に利用することが可能です。
有線LANの通信速度がギガビット対応で1,000Mbpsまでの通信速度に対応しています。
光回線の最大通信速度は、ほとんどの地域で1Gbpsですので、こちらの通信速度で快適に利用することが出来ます。

wg2600hp2の注意点!「IPv6 High Speed」には非対応

wg2600hp2に注意点を紹介します。
wg2600hp2はIPv6の通信を高速化する技術「IPv6 High Speed」(IPv6ハイスピード)は搭載されていません。
NECの「IPv6 High Speed」はIPv6通信を独自の技術で高速化する機能で、最大2倍の通信速度を実現します。
こちらの機能は評判がよく、簡単に通信を高速化出来ます。
この機能を利用したい方には、後継機種のwg2600hp3の利用をおすすめします。
また、IPv6でもインターネットを利用することは可能ですが、IPv6とIPv4を同時に利用することができるv6プラスやIPv6ハイブリッドといった通信には対応してません。
IPv6通信を利用すれば、IPv4通信を利用することができなくなります。
そうなると、ほとんどのサイトに接続できませんので、v6プラスやIPv6ハイブリッドに契約している方は、注意しましょう。

wg2600hp2と最新機種wg2600hp3の違い

ここで、改めて最新機種のwg2600hp3とwg2600hp2の違いを紹介します。
最新機種のwg2600hp3とwg2600hp2はどのような機能の違いがあるのでしょうか。
詳しく機能の違いを見ていきましょう。

基本性能は同じ

wg2600hp3とwg2600hp2の基本的な機能は同じです。
最大通信速度など普段利用する上での機能はほとんど同じなので、どちらを利用しても、不便に感じる点は少ないかと思います。

大きな違いとしてはデザイン、USB機能の搭載有無、「IPv6 High Speed」(IPv6ハイスピード)の搭載有無ですね。

USB機能IPv6 High Speed
wg2600hp2
wg2600hp3

今のプリンターはほとんどがネットワークに対応していますが、USBストレージはネットワークに対応しておらず、wg2600hp2の背面のUSBポートに接続するだけでネットワークストレージにできる点はとても魅力的です。
デザインはwg2600hp3になってから簡素化されました。
wg2600hp2は緑色のラインが入っていて、高級感のあるデザインですが、wg2600hp3になってからは他と同じようなデザインで、wg2600hp2のときにあった高級感はなくなってしまいました。
ですが、wg2600hp3では、「IPv6 High Speed」という通信高速化機能がついていますので、どちらの機能が自分に必要か、考えて選ぶことをおすすめします。

すぐわかる!wg2600hp2の基本的な使い方

ここで、wg2600hp2の使い方について紹介します。
Wi-Fiルーターを初めて利用する方は、設定方法や使い方がわからない方もいるかも知れません。
初心者の方でもわかるように簡単に紹介しますね。

接続方法

①まずはwg2600hp2にONUなどの光回線の終末装置からLANケーブルを接続します。
②接続後、電源ケーブルを接続し、電源を入れます。
③説明書に記載されているIPアドレスを入力し、設定画面を開き、初期設定を行います。
こちらの初期設定は簡単にできますので、Wi-Fiルーターにログインさえすればあとは簡単ですよ。
Wi-Fiルーターの設定の終了後、インターネットに接続したい機器をwg2600hp2に有線or無線で接続します。

有線で接続する場合

パソコンなど有線LANで使用したい機器は本体背面のLANポートにLANケーブルを接続して、パソコンにも同様にLANケーブルを接続します。
有線LANを使用する場合はこちらで設定完了です。

無線(Wi-Fi)で接続する場合

Wi-Fiを利用する場合、本体背面に記載されているパスワードを利用して、接続します。
利用したい機器のWi-Fiの設定画面から、wg2600hp2を選択市、パスワードを入力します。パスワードを入力後、スマートフォンなどの利用したい機器のステータスバーにWi-Fiのマークが表示されたら、接続完了です。
ちなみに、こちらのパスワードを入力する設定方法以外にも、NECのWi-Fiルーターに搭載されている、らくらく無線スタートという機能を利用すれば、パスワードの入力を省略でき、簡単に接続が可能です。

設定方法

設定方法は普段利用しているウェブブラウザに説明書に記載されているIPアドレスを入力します。
入力後、ユーザー名とパスワードを聞かれますので、説明書、または本体背面に記載されているユーザー名とパスワードを入力します。
入力後、無事Wi-Fiルーターにログインできたらインターネットに設定やWi-Fiの設定、こども安心ネットタイマーに設定ができます。
設定後は保存ボタンをクリックしないと設定が保存されませんので、設定後は必ず保存ボタンをクリックしましょう。

複数台使用する方法

複数台接続して、中継機として利用する方法は、本体に搭載されているらくらく無線スタートのボタンを長押しして、中継機として利用する機器も同様にらくらく無線スタートのボタンを長押しします。
ステータスランプが点滅し、点灯に変わったら接続完了です。
中継機として利用する場合、接続が行われたか不安になるときもありますが、1台で利用していたときに電波が弱い場所でも電波が強く安定して利用できた場合は、しっかりと中継機として機能していますので、安心してくださいね。

ブリッジモードの接続方法

ブリッジモードとはwg2600hp2のルーター機能を利用せずに、他のルーターのルーター機能を利用することです。
簡単に言うと、wg2600hp2をWi-Fiのアクセスポイントとして利用することですね。
こちらのモードを利用すると、wg2600hp2のルーター機能を利用することはできなくなりますので、注意しましょう。
接続方法ですが、ルーター機能を利用するルーターのLAN側のLANケーブルをwg2600hp2のWAN側のポートに接続することで利用することができます。
ブリッジモードとして利用する場合はwg2600hp2の背面のスイッチをBR側に切り替える必要がありますので、こちらのスイッチの切り替えを忘れないようにしましょう。

初期化

初期化はルーターにログイン後、初期化のボタンをクリックしてもできますし、本体側面のリセットボタンを長押しする方法でもOK。
リセットボタンを利用して初期化する場合は、つまようじなど細いものを利用して、ボタンを押す必要がありますので、用意しておきましょう。
また、本体を初期化してしまうと、設定した情報などがすべてリセットされてしまいますので、注意しましょう。
Wi-FiのSSIDやパスワードを設定した方は初期値に戻ってしまいますし、インターネットの設定もリセットされてしまいますので、また利用する場合はもう一度設定する必要がありますので設定方法を忘れてしまった方は注意してください。

wg2600hp2の口コミ・評判

ここで、wg2600hp2の口コミを紹介します。
販売終了してしまったwg2600hp2ですが、まだまだ利用者は多く、口コミも多く見かけます。
今回はこれらの中から良い口コミと悪い口コミの両方を紹介します。

良い口コミ

良い口コミにはこのようなものがありました。

ネットワーク対応のプリンターを利用していなかったのだが、wg2600hp2を利用することでネットワーク化ができた。

wg2600hp2に搭載されているwg2600hp2を利用することで、ネットワーク対応でないプリンターをネットワーク対応にできます。
プリントサーバー機能を利用して家の何処にいてもプリントできますので便利ですね。

通信速度が高速で快適。

wg2600hp2の最大通信速度は1,773Mbpsですので、高速通信でインターネットを利用することができます。
11acは通信速度が1Gbpsを超えますので、従来のWi-Fiのように通信速度が遅くてストレスになることがありません。
高速な通信と高性能なアンテナのおかげで快適にインターネットを利用することができますよ。

デザインが気にいっているので買い替えたくない。

wg2600hp2のデザインは独特で高級感があります。
デザインの良し悪しは、好みにもよりますが、このデザインが好きな方も多いようです。

悪い口コミ

続いて悪い口コミを紹介します。
悪い口コミにはこのようなものがありました。

通信が時々途切れる

こちらはwg2600hp2に限らず、すべてのWi-Fiルーターに同様の症状が発生する可能性があります。
こちらの症状は、Wi-Fiルーターの不具合だったり、Wi-Fiルーターとの相性が要因となります。
ファームウェアのアップデートで直る可能性もありますが、直らないこともあります。
頻繁に途切れる場合は、一度本体を初期化してみたり、再起動を試してみましょう。

通信速度が遅く、動画の再生が止まる

通信速度が遅い場合は、有線での通信速度を計測してみましょう。
有線でも通信速度が遅い場合はWi-Fiルーターではなく、回線自体の通信速度が遅い可能性があります。
Wi-Fiの通信速度はWi-Fiルーターの性能以外にもインターネット回線の通信速度にも依存します。
インターネット回線の速度が遅いとWi-Fiの通信速度も遅くなりますので、一度ルーターなしで、速度を測ってみることをおすすめします。

wg2600hp2のトラブル対処法

wg2600hp2のトラブルの対処法について紹介します。
使用中に困ったことがあれば、参考にしてみてください。

うまく接続できないときは?

Wi-Fiにうまく接続できないときは再起動を試してみましょう。
再起動を行うことで正常に接続できる可能性があります。
もし再起動してもうまく接続できなかった場合は本体の初期化して初期状態に戻してみましょう。
初期状態に戻してもうまく接続できない場合は本体の故障の可能性がありますので、修理する必要があります。

速度が安定しないときは?

通信速度が安定しない場合は、通信環境を確認してみましょう。
近くに電子レンジなど電波が干渉する機器を設置していませんか?
電子レンジなどはWi-Fiで利用する電波と同じ周波数の電波を利用していますので、近くでWi-Fiを利用すると電波干渉を引き起こす可能性があります。
電波干渉を避けるためには5GHz帯の電波を利用するかWi-Fiルーター本体を電子レンジの近くから離して利用しましょう。

家の中で電波が弱い場所があるときは?

家の中で電波が弱い場所がある場合は、中継機を導入するかWi-Fiルーターを高いところに設置しましょう。
中継を利用することで、電波が弱い場所でも快適に利用することができます。
また、通信速度も安定しますし、応答速度も速くなりますので、ゲームプレイも快適にできますよ。
中継機を設定できない場合は、Wi-Fiルーター本体を高いところに設置するのがおすすめです。
電波は下に行く性質がありますので、Wi-Fiルーター本体を高いところに設置することで電波状況の改善が期待できます。

まとめ

wg2600hp2はNECが過去に販売していたWi-Fiルーターですが、今でも人気のある機種となっています。
後継機種にない機能がありますので、wg2600hp2にしか搭載されていないUSB機能を利用したい方はwg2600hp2購入をおすすめします。
人気機種のため、現在は在庫も少なくなっているようですが、気になる方はチェックしてみてください。

この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。

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