w05
W05は持ち運びに便利な小型のWi-Fi機器で、スピーディに接続できバッテリーの持ち時間も優秀な製品です。
しかし、魅力的なモバイルWi-Fi機種は他にも多々あり、「他の機種と比べてどう?」「デメリットは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、W05の基本的なスペックに加えて、他の機種とW05の比較・W05のメリット・デメリット・評判についてご紹介します。
W05への乗り換え・買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。

W05の特徴

W05の特徴
(画像:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/w05/

クレードルが利用できる

W05では、通信制限の回避に便利なクレードルを利用できます。
クレードルとは、W05などのモバイルWi-Fiを設置できるスタンドのことです。
W05の充電ができるほか、クレードル本体に有線LANケーブルをつなげばアクセスポイントモードを利用した有線LAN接続もできます。

自宅で個別回線を引いている方は、クレードルを上手く使うことで通信制限の回避が可能。
なお、この後リリースされたW06にはクレードルが付かないので、クレードルの利用を検討中の方にはW05がおすすめです。

持ち運びがしやすいサイズ

W05は横13.5×縦5.5cmのコンパクトサイズです。
横12.38×縦5.86cmのiPhone 5Sとほとんど同じサイズ。
ポケットやカバンに入れて持ち運びしやすく、外出先でも手軽に使えます。

また、クレードルも本体に合わせた大きさなので、デスクなどに置いてもスマート。
シンプルなカラーラインナップでクレードルとの相性もよく、インテリアになじみます。

質量も約131gと軽く、カバンの重さが気になるときも安心。
外出先でコンパクトに使いたい方・カバンが小さい方にもおすすめです。

バッテリーの持ち時間が長い

W05はバッテリー持ちがよく、ノーマルモードで約540分、約9時間の連続使用が可能です。
朝8時から夕方17時まで電源を入れたまま持ち歩いても、外出先で充電切れを気にせずに使えます。

また、通勤中だけ、休み時間だけなど、限られた時間だけ使う場合は、クイックアクセスモードをオフにするのがおすすめ。
クイックモードオフ時は最長850時間の使用が可能です。

なお、W05をパソコンなどのUSBに接続し充電しながら使えば、さらに長時間利用できます。

充電はUSB TypeC

W05の充電には、USBケーブル「TypeC」を使います。
「TypeC」は差し込み口に上下の区別がないのが特徴。

日本では「TypeA」「TypeB」などのUSBケーブルの方が有名で、「TypeC」は少しマイナーなタイプのUSBです。
採用しているデバイスが少ないため、断線したとき他のデバイスで使っているUSBケーブルを代替しにくいのがデメリット。

しかし、「TypeC」は、上下間違えによるUSB差し込み口の破壊トラブルを防げるというメリットがあり、日本でも年々シェアを広げています。

W05のデメリット

W05のデメリット

頻繁に再起動する場合がある

多くのメリットを持つW05ですが、使用中に前触れもなく「突然再起動する」という問題があります。

突然再起動する主な原因として考えられるのは、Wi-Fi電波の混線によるSSIDの再検索です。
これはW05のWi-Fiチャンネル設定を変更することで、簡単に改善できます。

ただ、頻繁に再起動する場合は端末自体が故障しているおそれがあります。
特に中古品の場合は端末が故障するリスクが高いので注意しましょう。
トラブルの際にすぐ対応できるよう、保証付きの新品を購入するのがおすすめです。

屋内では接続が悪くなることがある

これはW05に限らずモバイルルーター全てに言えるデメリットですが、屋内では電波が届きにくくなる場合があります。
特に地下など、分厚い壁で囲まれた場所では顕著です。
地下鉄構内はアンテナ網の発達により、ある程度改善されていますが、建造物の地下・高層階などでは電波が届きにくい場合があるので、マンションに住む方は電波が届くかあらかじめ確認しておきましょう。

なお、ほとんどの場合LTE形式の接続方法に変更することで接続の問題は解決します。
ただ、LTE形式は通信制限をかけているのが難点。
通信上限の7GBを突破すると、通信スピードが翌月まで遅くなるため要注意です。

複数人で使うと通信制限がかかる

これもW05に限らず多くのモバイルルーターに言えることですが、直近の3日間で10GB以上の大容量通信を行った場合、通信制限がかかりスピードが遅くなります。

例えば、オンラインゲームなど、1度に大量の動画や音声をダウンロードした場合は、通信制限がかかりやすくなるため注意しましょう。
家族で1台のW05を使うなど、複数人でW05を使う場合も、通信制限がかかりやすくなるので要注意です。

とはいえ、「3日間で10GB」という容量は、毎日Netflixなどで高画質映画を何本も観たりオンラインゲームをしたりしない限り超えることはありません。
毎日2~3時間YouTubeを観たりSNSを更新したりする分には問題なく使えます。

ACアダプタは同梱されていない

W05にはUSBケーブルだけが同梱されており、ACアダプタは同梱されていません。
USB対応のACアダプタ・パソコンなどを持っていない場合は、充電ができないので注意しましょう。

なお、W05の対応ケーブルは日本ではマイナーなType Cですが、異なるのは端末への差し込み口だけなので、通常のUSBに対応していればスマートフォンなどに同梱されていたアダプタを代用できます。
ただ、100円均一などに売っている低価格のモノは対応アンペア数が低いモノも多いため、新しく購入する際は注意しましょう。

W05利用者の口コミ・評判

w05の良い口コミ・評判

w05の悪い口コミ・評判

W05のスペック詳細

W05のスペックについて、詳細が気になる方は以下をご覧ください。

製造元HUAWEI
対応ネットワークWiMAX 2+
au 4G LTE
重さ131g
サイズW130×H55×D12.6mm
バッテリーノーマルモード:約540
クイックアクセスモードOFF850時間
カードバージョンNano IC
Wi-Fi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz対応)

ノーマルモードで9時間持つので、外出時も全く問題なく使えそうですね。
重さも131gと軽量になっています。

W05の使い方と設定方法

SIMカードを取り付ける

SIMカードを取り付ける
(引用元:https://help.gmobb.jp/app/answers/detail/a_id/019990

まずはSIMスロットのカバーを開けましょう。
カバーは完全には取れない仕様になっているので、誤って引きちぎらないように要注意です。

次に、カードをカチッと言うまで押し込みます。
この際、金属のIC面がディスプレイ側を向いていることを必ず確認しましょう。
誤った方向に差し込むと、取り外しができなくなるおそれがあるので無理に押し込まないでください。
また、SIMカードを取り扱う際は、できるだけ布手袋などをしてIC面を傷つけないようにするのがベストです。

電源を入れる

電源を入れる
(引用元:https://help.gmobb.jp/app/answers/detail/a_id/019990

W05の電源を入れる前に十分充電しましょう。
充電が満タンになった後は、電源ボタンを3秒ほど長押しして電源を入れます。

なお、W05の電源のオン・オフ・再起動・スリープの方法はスマートフォンなどと同じです。
起動後は、ボタンをポンと1回短く押して画面ロック・スリープモードにしておくのがおすすめ。
画面表示用の電力を節約し、よりバッテリーを長持ちさせられます。

電源のオフ・再起動をしたい場合は、電源ボタンを長押ししましょう。

Wi-Fi設定お引越し機能を使う

SSIDとパスワードを入れる
(引用元:https://help.gmobb.jp/app/answers/detail/a_id/019990

以前利用していた端末と同じSSIDとパスワードを引き続き利用したい方は、「Wi-Fi設定お引越し機能」を利用しましょう。
設定方法は簡単4ステップです。

iPhoneの接続例
(引用元:https://help.gmobb.jp/app/answers/detail/a_id/019990

    【「Wi-Fi設定お引越し機能】の設定方法】

  1. W05の電源を入れる。
  2. 左上にある「簡単設定」の項目をタップする。
  3. 「次へ」をタップし、「Wi-Fi設定お引越し」を選択する。
  4. 開始をタップする。

以前利用していたWi-FiルーターがWPSボタンを搭載していた場合、さらに以下の4ステップで設定が完了します。

  1. WPSボタンを押す。
  2. 「SSIDが見つかりました」と表示される。
  3. 「はい」をタップする。
  4. SSIDとパスワードがコピーされる。

以上で設定終了です。
なお、設定後は自動で再起動するため注意してください。

クレードル利用時に有線LANを利用する

クレードルの利用方法には2パターンあります。

1つは無線LANを使うルーターモードでの利用です。
W05で利用できるようになっている回線を利用して、インターネットに接続します。
クレードルと接続し電源を入れた後、設定→システム設定→クレードル設定→ルーターモードの順にタップすると使い始められます。

2つ目は有線LANを使った、AP(アクセスポイント)モードでの利用です。
LANケーブルを使ってインターネットへ接続します。
有線LANを使う場合は、クレードル設定→APモードを選択すると設定が完了します。

他機種との比較

他機種との比較

WX05

(画像:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/wx05/
WX05は、「WiMAXハイパワー」機能を搭載しているのが魅力です。
この機能を使うと、地下鉄構内や集合住宅など、電波状況が悪いときに送信パワーを高められます。
ただ、この機能を使うとバッテリー減りが早くなるのが難点。
WX05はバッテリー容量こそW05より大きいものの、長時間電波状況の悪い場所で「WiMAXハイパワー」を使う場合は、モバイルバッテリーを持ち歩く方がおすすめです。

また、WX05はW05よりも通信速度が遅いのが難点。
WX05より、W05の方が高速で通信できます。
なお、W05はHuawei、WX05はNECプラットフォームズが製造元です。

W06

(画像:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/w06/
W06は名前の通り、W05の正式な後続機種です。
そのため、WX05と比較した際に優位だった通信速度も、より向上しているのがW06。
しかし、よく比べると上りの最大通信速度はW06よりもW05の方が高速で、通信スピードに大きな違いはありません。
W06とW05の大きな違いは、バッテリーの連続待機時間です。

W06は、W05よりも連続待受時間が50時間も減少しているのが難点。
パソコンなどでは常時充電をしつつ利用できますが、長時間持ち歩く場合などはモバイルバッテリーを携行するなどして気をつける必要があります。

L02

(画像:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/home_l02/
L02は、W05やW06といったモバイルタイプの商品ではなく、自宅などに設置することを前提として開発された端末です。
Wi-Fiを持ち歩く必要がない場合は、L02も選択肢に入れましょう。
L02のメリットは同時接続台数が多い点・W06と同等の高速通信ができる点です。

ただ、自宅で常時コンセントに挿して使うことを前提としているため、WX05よりもバッテリーの持ち時間が短いのがデメリット。
通信速度も申し分なく自宅で使いたい方に適していますが、外出先でも使いたい方にはW05などのモバイルタイプの端末がおすすめです。

こんな時はどうしたらいい?

接続が途切れてしまうとき

まず、再起動を試してみましょう。
再起動して改善されることも多々あります。

ただ、頻繁に接続が切れる場合は、場所を変えてみるのがおすすめです。
端末が部屋の中央・地下・高層階などにあると電波が届きにくいので、電波の届きやすい窓際・地上・ベランダ近くなどに移動させましょう。

それでもなお接続が切れる場合は、Wi-Fiの電波が混雑している可能性が高いので、チャンネル設定を変更します。
また、端末が熱を持っている場合も頻繁に再起動するので、端末を一度休ませたり冷やしたりしましょう。

通信速度が遅いとき

通信速度が遅い場合は、原因として以下の2つが考えられます。

  1. 周囲で多くの人が同じ時間帯に接続をしているため、回線が混雑している
  2. 受信強度が弱い

①の場合、5GHzモードを使用することで通信速度が改善するケースがあります。
ただ、5GHzモードは契約プランによって別途料金がかかる場合もあるので、使う前に自分の契約プランを確認しておきましょう。

②の場合、受信しにくい環境から抜け出すと改善されます。
W05を建物の外側に近づけたり、接続したい端末をW05の近くに設置したりしてみましょう。

それでも遅いと感じる場合は、通信制限がかかっているか、対象エリアではない可能性があります。
直近3日間での通信量と、1ヶ月の上限がある場合にはそれを確認してみましょう。
また、WiMAX回線対象エリア外で、かつLTE回線対象エリア内の場合、LTE回線の使用容量が月の上限を超え、制限がかかっているおそれがあるので注意が必要です。

上手く接続できないとき

W05をデバイスと上手く接続できないとき、W05と端末間の距離があまりにも近すぎたり、離れ過ぎたりしていないか確認しましょう。
また、個別にAPNなどを設定している場合、端末のアップデートで、APNが消えてしまう場合もあります。

自分でできる場合には再設定を行い、自力で解決するのが難しいようであれば、詳しい人や購入店で相談してみましょう。
インターネットを通して購入した場合は、サポートセンターへ問い合わせるのがおすすめです。

端末リセットの方法

「アップデートをしていない。」
「SSIDやパスワードは問題ないはずなのに、接続できない。」
「PC上の設定画面に入れなくなってしまった。」
など、推奨はしませんがリセットするしかない場合があります。
本体画面の左下・側面にリセットボタンがあるため、それを先の尖ったもので押しましょう。

なお、リセットボタンを押すと、設定したさまざまなデータが消えてしまいます。
リセットボタンは、どうしようもなくなったときの最終手段として取っておくのがおすすめです。

まとめ

この記事では、W05の基本スペック・W06など後継機種との比較・メリット・デメリットなどをご紹介しました。
W05は高スペックな機種で、最新機種にも負けない接続スピード・バッテリー持ちのよさが魅力。

中には上手く接続できないと悩む方もいますが、上手く接続できない場合は端末を移動させたり再設定を行ったりすれば大抵の場合は改善します。
トラブル時に頼りになるサポートセンターを設けているメーカーも多数あり、モバイルWi-Fiを考えている方におすすめの1台です。

この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。

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