自宅のwifi速度を試すことができるTry WiMAX。気になっているけれどホントのところはどうなの?と不安になってしまいますよね。
- 本当に無料で試す事ができるの?
- 手順を詳しく知りたい
- 注意点やリスクも知りたい
こんな気持ちを抱えてしまいますよね。
そこでこのページではTry WiMAXを検討している人のためにレンタルの仕組みを分かりやすく解説します。
さらに、注意点やリスクなどのデメリットも徹底調査しました。
悪い面もきちんと知ることにより、本当に必要なのかどうかの判断材料にすることもできます。
この記事を読めばTry WiMAXの疑問や不安を解消できるはず!
Try WiMAX利用前にしっかりと理解しておきましょう。
※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
Try WiMAXってどんなサービス?
Try WiMAXというサービスをご存知でしょうか。
Try WiMAXとは、WiMAXを無料でレンタルできるサービスです。
あなたがお住まいのエリアで電波がつながるか、通信速度はどれくらいかを調べるために利用することができます。
Try WiMAXを利用すると、WiMAXを契約するときの不安を軽減することができますので、WiMAXの利用を検討されている方は、Try WiMAXをおすすめします。
申し込み前にしておきたいこと
WiMAXを契約する前に、まずはあなたがお住まいの地域でWiMAXが使えるかどうか確認しておきたいですよね。
WiMAXは利用している電波の周波数が高く、利用できるエリア内であっても、電波が届かないこともあります。
そこで、Try WiMAXを利用することで、利用するエリアの電波状況を確認することができます。
また、使い勝手も確認することができますので、ぜひTry WiMAXを利用してエリアや使い勝手などを確認しましょう。
エリア判定
エリア判定では、WiMAXのサイトでGPSを使うか、住所を入力することで、利用可能エリアかどうか分かります。
判定は〇・△・×で表示されます。
こちらを利用すると自宅や、職場、よく利用するエリアなどの電波状況を確認することができます。
事前にエリアの電波状況を確認することができますので、まずはエリア判定を試してみることをおすすめします。
エリア判定が△だった場合
エリア判定が△だった場所はWiMAXの電波が弱く、場合によっては繋がらなかったり、通信速度が遅くなったりする可能性があります。
エリア判定の△は、基地局が遠く、電波が弱い地域に表示されます。
室内や建物の影に入ると電波が更に弱まってしまい、圏外になる可能性もあります。
△でも電波は受信できる状態なので、利用できないということはありませんが、このような危険性がありますので注意しましょう。
エリア判定が×だった場合
エリア判定が×だった場合は、WiMAXのエリア外となりWiMAXを利用することはほぼ不可能です。
WiMAXを提供するUQも、エリア判定が×の場合は、ほとんど利用することができないと公表しています。
ですが、WiMAXの利用可能エリアは徐々に拡大していますので、いずれは利用できるようになるかもしれません。
また、地図でも利用可能エリアを確認することができます。
エリア外とエリア内の境目で利用しようとしている方は、電波が入る可能性もあり、もしかしたら利用できるかもしれません。
望みをかけるのであれば、Try WiMAXを利用し、WiMAXを利用できるか確認してみましょう。
レンタル期間の把握
Try WiMAXを利用する場合は、利用できる期間が限られていますので、こちらのレンタル期間を過ぎないように利用しましょう。
Try WiMAXの利用期間は発送日、返却日を含め、15日間となっています。
地方に住んでいる方は返却日の2,3日前にレンタル機器の発送を行わないと返却日にUQにレンタル機器が到着せず、22,000~28,325円の違約金が発生する可能性がありますので、注意しましょう。
15日間フルで借りられるわけではないということですね。
Try WiMAXは返却期限が近くなると、メールで知らせてくれるサービスがあります。
こちらのメールが届いたということはレンタル機器の返却期限がもう少しということなので、レンタル機器の返送準備をし、余裕を持って発送しましょう。
試したい機器の在庫確認
Try WiMAXを利用する前に、あなたが利用したいWiMAX機器の在庫があるか確認しましょう。
WiMAX機器は端末によって利用できる機能が違いますので、利用しようとしている機器と同一の機器をレンタルすることをおすすめします。
もし、利用しようとしている機器の在庫がなかった場合は、在庫が回復するまで待つか、先代の機器を利用しましょう。
利用しようとしている機器の先代のものであれば機能もほとんど同じで、利用できるエリアが多少狭くなったりしますが、通信速度などを確かめる場合にはほとんど影響しません。
もし、正確な利用可能エリアを知りたいという場合は、在庫の回復を待って、ご希望の機種を利用することをおすすめします。
クレジットカードの準備
Try WiMAXを利用する場合は、クレジットカードが必要となります。
これは、万が一、Try WiMAXを利用している時に、機器の破損、盗難、紛失等が発生した場合はルーター代金を請求されるためです。
このルーター代金は、22,700~22,750円です。
一時的にクレジットカードへ請求を行われ、無事返却が確認されると利用枠が返還されます。
返却予定日にレンタル機器をしっかりと返却し、機器の破損等が確認されなければ請求が発生することはありませんので、安心して利用してください。
逆に、万が一のことがあれば違約金が発生しますので、Try WiMAXを利用する際は、破損や盗難等には十分注意することをおすすめします。
貸出機器の種類と特徴
レンタル機器の機種は様々で、端末によって特徴が異なります。
レンタルできる機器は基本的に販売されている機器と同一の機能です。
したがって、あなたが利用したい機器と同じものを利用することで、その機器の特徴などを知ることができます。
ここでは、機種ごとの特徴を紹介しますので、あなたに適している機器はどれなのか確認しましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W06
W06はWiMAXの最新機種です。
こちらの通信速度は最大1.2GbpsとWiMAX史上最高速度の通信速度を誇ります。
最大1.2Gbpsの速度で通信できるエリアは限られていますが、対応エリア内であれば光回線並みの通信速度でデータ通信を行うことができます。
端末サイズもコンパクトで丸みを帯びたデザインなので、手にフィットして持ちやすいですよ。
Speed Wi-Fi HOME L02
L02はホームタイプWiMAXの最新機種です。
こちらも最大通信速度が1Gbpsと光回線並みの通信速度を誇りますので、ストレスなく利用することが可能です。
ホームタイプのWiMAXですので、持ち運ぶことは不可能ですが、その分、家庭用の無線LANルーターのように有線LANポートが搭載されていたり、無線LANの電波強度が高かったりなどと、使い勝手が良いです。
また、アンテナもモバイルタイプに比べ、高性能なものが搭載されていますので、受信感度も良いですよ。
Speed Wi-Fi NEXT W05
W05はW06の一つ前の機種となっています。
角ばったデザインが特徴的な端末です。
最大通信速度が758Mbpsですので、最新のW06には劣りますが、利用するには問題ありません。
キャシュバックありのプランを提供しているプロバイダだと、キャシュバックがW06より高いので、キャッシュバック目的にこちらを契約するのも良いかもしれません。
Speed Wi-Fi NEXT WX05
WX05はNECが開発しているWiMAXルーターです。
日本製ということで、こちらの機器を利用している方も多くいらっしゃるかと思います。
WX05は同世代のW05に比べ、バッテリーの持ちが良いことが特徴です。
バッテリーの駆動時間が長いため、一日中利用する方はWX05のほうが、安心感がありますね。
通信速度は最大440Mbpsですので、W05よりも遅いです。
通信速度を優先する方はW05、バッテリー持ちを優先するのであればWX05がおすすめです。
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
L01/L01sはL02の先代の機種です。
こちらの最大通信速度は440MbpsとL02の半分ほどですが、L02でも1Gbps対応エリア外であれば通信速度もさほど変わりありませんよ。
L01とL01sの違いですが、SIMカードのサイズとデザインが少々異なるだけで、基本的な性能はほとんど変わりありません。
Speed Wi-Fi NEXT W04
W04はW05の前の機種となっています。
こちらを取り扱っているプロバイダは少なくなってきました。
縦型のデザインが特徴で、通信速度もW05と同じく、758Mbpsの通信速度でデータ通信を行うことができます。
スペックもW05と特に変わりありませんので、W05を検討されている方はW04も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
Speed Wi-Fi NEXT WX04
WX04はWX05の前の機種となっています。
こちらもNECが開発を行っていますので、WX05と同じようにバッテリーの持ちがよく、1日中利用することができますよ。
最大通信速度は440MbpsとWX05と同じですが、WX04は不具合が多く、頻繁に再起動を起こす症状があったので、WX05の方をおすすめします。
Speed Wi-Fi NEXT W06 | Speed Wi-Fi HOME L02 | Speed Wi-Fi NEXT W05 | Speed Wi-Fi NEXT WX05 | Speed Wi-Fi HOME L01/L01s | Speed Wi-Fi NEXT W04 | Speed Wi-Fi NEXT WX04 | |
最大通信速度 | 1.2Gbps | 1.0Gbps | 758Mbps | 440Mbps | 440Mbps | 758Mbps | 440Mbps |
最大バッテリー持続時間 | 約12時間 | ― | 約11時間 | 約14時間 | ― | 約11時間 | 約14時間 |
WiMAXハイパワー | × | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
重さ | 125g | 436g | 131g | 128g | 338g | 140g | 128g |
最大通信速度は基本的にファーウェイ製の端末の方が早く、NEC製の端末はバッテリーの持続時間が長いことが特徴です。
また、WiMAXハイパワーとは、WiMAXの基地局から発信される電波を、より多く受信できる機能です。
こちらの機能が搭載されていると、受信速度が向上し、快適にデータ通信を行うことができます。
WiMAXハイパワーは、基本的にはNEC製の端末に搭載されています。
ただし、ホームルーターのL01、L01sには搭載されています。
L02は高感度アンテナを搭載しているので、こちらの機能は省略されていますが、それでもL01、L01sよりも実測値の通信速度が早いです。
通信速度を重視するのであればファーウェイ製の端末、バッテリー重視であればNEC製の端末を利用することをおすすめします。
申し込みの手順
申し込みの手順をご紹介します。
Try WiMAXの申し込みは非常に簡単ですので、誰でもすぐに申し込むことができますよ。
事前に配送先の住所が分かるものと、クレジットカードを用意しておくことで、申し込みもスムーズに行うことができますよ。
Try WiMAX の仮登録
まず、Try WiMAXに仮登録します。
仮登録とは、Try WiMAXのサイトで利用するメールアドレスを登録する作業です。
入力すると、そのメールアドレスに本登録の案内と開通コードが記載されたメールが到着します。
メール内に記載されているURLをクリックし、本登録に進みましょう。
開通コードは本登録時に利用しますので、メモを取るなどして控えておきましょう。
本登録
本登録では、利用する端末や配送先住所を入力します。
仮登録の際に受信した開通コードを入力し、利用したい端末を選択後、配送先住所などを入力します。
この時にクレジットカードの情報を入力する欄がありますので、クレジットカードを用意しておくと登録をスムーズに行うことができますよ。
本登録が済んだら、あとは到着まで待ちましょう。
本登録から2日ほどで到着しますが、住んでいる地域により若干異なる場合があります。
5日たってもレンタル機器が到着しない場合はUQに問い合わせてみましょう。
レンタル中にしておきたいこと
あなたの普段の利用方法で問題なく使えるか確認しましょう。
動画閲覧時の通信速度を体感しておくなど、実際にWiMAXを契約してから後悔することがないよう、ご自身が確認しておきたいことをメモしておきましょう。
手持ちの端末で速度を確認
スマートフォンやパソコンはもちろん、タブレットなども、お手持ちのすべての端末で通信速度を確認してみましょう。
通信速度は端末によって異なり、相性の問題で繋がりにくいということもあります。
WiMAXを契約した際に利用しようとしている端末はすべて接続を確認し、通信速度を確認することをおすすめします。
通信速度を計測するアプリは無料で利用できるものがほとんどですので、適当なアプリをインストールし問題がないか確認しましょう。
利用エリアで速度を確認
次は、あなたがよく使用する場所での通信速度を確認しましょう。
WiMAXは電波の特性上、場所によって通信速度が大きく異なります。
同じ室内でも部屋によって通信速度が異なりますし、角度によっても速度が異なります。
自宅以外にもオフィスやカフェでも利用を検討されている場合、外出した時に使ってみるのも良いかもしれません。
各端末の設定ごとに速度確認をする
端末の周波数帯の設定次第では通信速度が異なる場合があります。
Wi-Fiの周波数には2.4GHzと5GHzがありますが、それぞれ電波の特性が違い、通信速度も異なります。
各端末の周波数ごとに通信速度を測定してみると参考になると思います。
返却手順
返却手順についてご紹介します。
Try WiMAXの利用終了時にはレンタル機器を返却する必要があります。
返却はとても簡単で機器を箱に入れて返送するだけです。
レンタル最終日までに送付先に到着している必要がありますので、機器の発送は余裕を持って行いましょう。
同梱のゆうパック伝票で発送する
返却の際は、端末の到着時に同封されている返送用のゆうパック伝票を使用しましょう。
伝票にはUQの返送先住所が記載されています。
発送の際は最寄りの郵便局に持ち込んでも構いませんし、集荷依頼をかけて自宅に集荷に来てもらうなど、都合のよい方法で発送しましょう。
メールに記載された返却期限に注意
申込時に返却日が記載されたメールが届きます。
指定の日付までにレンタル機器を返却しない場合、違約金が発生してしまいます。
UQに到着するまでの日数なども考えて、2,3日前までには返送の手続きを済ませるようにしてください。
Try WiMAX利用の注意点
ここで、Try WiMAX利用時の注意点をご紹介します。
無料でWiMAXをレンタルできるこのサービスですが、特に注意してほしい点をまとめましたので、こちらを参考にしてみてください。
機器は必ず返却する
Try WiMAXは2週間のレンタルサービスです。
決して本契約ではありませんので、利用期間が終了したら、機器を返却してください。
レンタル機器を返却しなかった場合は違約金が発生し、大きな出費となってしまいますので、注意しましょう。
レンタル終了日にレンタル機器を返送してもUQに到着するのは早くても翌日となり、終了日にUQに到着せず違約金が発生する可能性がありますので、注意しましょう。
クレジットカードの利用枠のみ確保される
Try WiMAX利用時、登録したクレジットカードに一時的に売上が上がります。
こちらの売上は破損、返却遅延などのトラブルが発生した場合に、違約金としてUQが請求する代金ですので、無事レンタル機器の返却が確認できれば利用額はもとに戻ります。
クレジットカードの限度額が少ない場合は、カードの登録段階で拒否される可能性がありますので、Try WiMAXに登録するクレジットカードは余裕のあるカードにしておきましょう。
複数回お試しする場合は期間が開く
Try WiMAXは何度も利用できるサービスですが、最後の利用日から180日以上経過している必要があります。
また、レンタル機器が返却されているかどうかも必ず確認されます。
前回の利用期間中にレンタル機器を返却していない場合は、Try WiMAXを再度利用することができませんので、注意しましょう。
勧誘の有無
Try WiMAXは、電波の状態や使用状況の確認のために電話をかけてくることがあります。
このような電話がかかってきた場合は迷惑かもしれませんが、無料でWiMAXを利用させてもらっているお返しとして回答することをおすすめします。
これで、電波の状況が悪かった場合は電波を改善してくれる可能性もありますので、本契約時に電波状況が良くなっている可能性もありますよ。
まとめ
Try WiMAXはWiMAXをお試しで利用できるサービスです。
利用期間は2週間となっていますが、配送や返却の日数を考えて10日ほどの利用が目安となっています。
WiMAXを契約しようかと悩んでいる方は、一度Try WiMAXを利用して、使い勝手や利用方法、通信速度を確認することをおすすめします。
利用料もかかりませんので、他社の1日レンタルサービスなどを利用するより手軽に試すことができますよ。