パソコン周りのごちゃごちゃは意外と気になるもの。とくにルーターは大きくて見栄えが悪くなるので、すっきりと収納できたら嬉しいですよね。 でも、ルーターの収納ってどうすればいいのか分からないのではないでしょうか?
・電波が弱くならない?
・熱がこもって故障しない?
・良いアイデアが浮かばないけどどうすればいいの?
こんな不安やお悩みが出てきますよね。
そこで今回はルーターをスッキリおしゃれに収納できるアイデアをたっぷりご紹介します。
今すぐ真似できる素敵なアイデアはもちろん、ルーター収納の注意点もしっかり解説。 誰でもできる収納術を参考にして、ごちゃごちゃしているパソコン周りを綺麗に整頓しましょう。
※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
ルーター収納のおすすめアイテム
ルーターを収納するときにおすすめしたいアイテムは、大きくわけて4つあります。
順にご紹介しますので、収納アイテム選びの参考にしてみてください。
百均ケーブルボックス
百均に売っているケーブルボックスを利用すると、ルーターの配線がスッキリします。
ケーブルボックスとは、その名の通り配線をまとめて収納できる箱のことで、ルーターに接続されたLANケーブルや電源ケーブルを収納できます。
また、小型のルーターであれば本体ごと収納できるので、ルーター周りが更にスッキリします。
ただし、ケーブルを収納する際、ケーブルを結束バンドで固定しないよう注意しましょう。
ケーブルを結束バンドで固定すると発熱の恐れがあり、最悪の場合は発火する可能性もあるからです。
棚
棚もルーターやモデムの収納におすすめです。
インターネットを利用されている方は、ルーター以外にもモデムなど複数の機器をお持ちでしょう。
このようなインターネット機器関連を全て同じ棚に収納すると、見た目がスッキリします。
中身の見えない棚を使うとケーブルも隠れるため、更に見た目が良くなりますよ。
付属部品
ルーターの収納には、ルーターに付属している部品も利用しましょう。
付属部品を使うと、縦置き・横置き・壁掛けなど、ルーターを様々な方法で設置できます。
ルーターの設置場所に合わせた方法を選択できるのでおすすめです。
天井固定金具
天井固定金具を使って、ルーターを天井に設置する方法もおすすめです。
というのも、天井に設置すればルーターを収納するスペースが不要ですし、電波の受信状態も良くなるからです。
電波は上から下に向かう性質があるので、ルーターを天井に設置すると、通信環境が改善されることがあります。
ただし、天井に設置する場合はルーターが落ちてこないようしっかり固定しましょう。
なお、ルーターを天井に設置すると配線が壁をつたうことになるので、LANケーブルや電源ケーブルはケーブルカーバーに収納することをおすすめします。
配線がむき出しになっているより見た目がキレイになりますよ。
プチプラでできるルーター収納法
続いては、「ルーターの収納にあまりお金をかけたくない」という方ために、プチプラでできるルーター収納法をご紹介します。
百均インテリアボックス
百均のインテリアボックスはダンボール製のものもあり、配線の穴などを自身で開けられます。
お持ちのルーターの機種に合わせて改造できるので
「穴の場所が合わない」「形が合わない」ということがなくおすすめです。
また、インテリアボックスが1つあればモデムも収納できるので、見た目がスッキリします。
専用棚
ルーター収納用の専用棚もおすすめです。
専用品ということで収納力は抜群ですし、ケーブルもキレイに収まります。
ケーブルをまとめるのが苦手な方はぜひ利用しましょう。
箱などに入れて目隠しをする
ルーターやモデムを箱やかごに入れて、目隠しを掛けるとキレイに収納できます。
手間もかからずお手軽なので、めんどうくさがりの方や時間のない方におすすめです。
DIYするルーター収納アイデア
続いては、DIYでルーターを収納する方法をご紹介します。
DIYならお金をあまりかけずに、理想通りの収納を実現できます。
壁掛け
ルーターの付属部品を利用して壁掛けにすると、スッキリ収納できます。
棚なくても簡単にルーターを収納できますし、見た目も良いのでおすすめです。
ただし、壁掛けを行う場合は、壁にネジ止めする必要がありますので、アパートなど賃貸住宅にお住まい方は注意が必要です。
また、しっかり壁に固定しないとルーターが落ちてしまい、故障する可能性があります。
付属の部品がなくても壁掛けにできますが、ネジの位置がずれるとうまく固定できないので、慎重に作業しましょう。
吊り下げ棚
吊り下げ棚は、比較的簡単に設置できます。
ルーターやモデムを吊り下げ棚に収納すると、スペースを有効利用できますし、ルーター以外のものを収納するなど、様々な用途で利用可能です。
また、先に説明したように高いところにルーターを設置すると、電波の受信状態も良くなります。
なお、吊り下げ棚を設置する場合は、落下しないようしっかりと固定しましょう。
吊り下げを行うときは紐ではなく、金属製のチェーンをおすすめします。
チェーンを使うことで、紐が切れる心配もなく、耐荷重も高くなりますよ。
自作ケーブルボックス
ケーブルボックスを自作すると、既製品にないデザインにできますすし、大きめのケーブルボックスを作成してルーターやモデム以外のものを収納することも可能です。
例えば、テレビのアンテナケーブル、電話線も同時に収納することで、ケーブル類をスッキリとした見た目で収納できます。
また、ケーブルボックスの上に電話機を置くなど、ボックスが大きいと利用の幅が広がります。
ケーブルボックスの作成は採寸を間違えると傾くなど難易度が高めですが、使いやすいようデザインできるのでおすすめです。
「DIYは苦手だな」と敬遠せず、1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
埋め込み
埋め込みは最も難易度の高い方法ですが、まるで機器がないかのように収納できるため、「部屋の中をとにかくスッキリさせたい!」という方におすすめです。
埋め込みのDIYができると、ルーター以外にも配線類、小物の収納などもできるので、物を作ることがお好きな方はぜひ挑戦してみましょう。
ただし、埋め込みは失敗すると取り返しの付かないこともありますので、慎重に行いましょう。
テレビ裏収納
テレビの裏は見えない場所なので、ルーターを隠すには最適です。
ただし、ケーブル類が散乱しないよう配線をスッキリさせる必要があります。
可能であれば簡単なケーブルボックスを自作して、ケーブルを収納すると良いでしょう。
テレビ裏の配線がスッキリすると、ホコリが溜まった際の掃除も簡単ですよ。
ルーター収納のよくある疑問
最後にルーターの収納でよくある疑問をご紹介します。
具体的には、ルーターを収納する際に起こりがちな電波や熱の問題について、対処法を見ていきましょう。
通信速度に変化は出るの?
ルーターを収納するときに金属のボックスや部品を多く使うと、通信速度に影響が出る可能性があります。
というのも、金属には電波を反射させる性質があるため、電波の拡散を妨げるからです。
収納用として金属製のアイテムを使うことは避けた方が良いでしょう。
また、吊り下げ棚を利用する場合は、水回り付近への設置を避けてください。
その理由は、水が電波を吸収してしまい、電波状況が悪くなる可能性があるほか、湿気でルーターが故障する可能性もあるからです。
上記した2点以外では、電子レンジ付近への設置も避けましょう。
電子レンジはWi-Fiルーターの電波と同じ周波数帯の電波を利用して食品を加熱しますので、電子レンジを使用した状態でWi-Fiルーターを利用すると、通信速度の低下や電波状況が悪くなる可能性があります。
ルーターを覆うと熱がこもる?
ルーターを覆うと熱がこもって機器の性能が低下する恐れがあります。
箱など密閉した空間にルーターを収納する場合は、熱に注意しましょう。
ルーターに限らず、電子機器は熱の影響を受けやすく、放置していると性能や寿命の低下に繋がります。
そのため、ルーターはなるべく風通しの良い場所や熱がこもりにくい場所に設置してください。
箱に収納する場合は完全に密閉するのではなく、すこし隙間を開けるなどして風を通す必要があります。
また、ケーブルボックスを利用する際はケーブルの間に少し隙間を開けると、熱が放出されるのでおすすめです。
電源ケーブルをまとめ過ぎると熱が発生し、発火の可能性もありますので、注意しましょう。
複数のルーターを入れても大丈夫?
複数のルーターを収納しても問題ありませんが、ルーター同士が完全にくっつくような収納は避けましょう。
ルーター同士がくっついてしまうと、くっついた面から熱がこもってしまいます。
先ほどご紹介したように、熱がこもると機器の故障や性能の低下に繋がりますので、注意してください。
どうしても複数のルーターを収納する場合は、ルーター同士の間隔を開けたり、風通しを良くするなどして熱対策を行いましょう。
まとめ
ルーターの収納には様々な方法があります。
市販のアイテムを利用する方法からDIYまで、あなたに合った方法を選びましょう。
ルーター周りは配線などでゴチャゴチャしがちなので、今回紹介した方法でスッキリ収納することをおすすめします。
金額も安く、手軽にできる方法ばかりですので、この機会にルーター周りをスッキリさせてみてはいかがでしょうか。