はじめて光回線に切り替えるという方は、光電話(IP電話サービス)でも今使っているFAXをそのまま使えるのかどうか気になるところですよね。
今回は、光回線とFAXについての情報を詳しく解説します。

光回線でFAXは利用できるの?

結論から言うとほとんどの場合、光電話サービスに加入していても、FAXを利用することができます。

FAXにはG3、スーパーG3、G4という規格があり、一般的に普及しているG3の規格ならば、光電話サービスに契約をしてもそのまま使うことができます。
ほとんどの家庭用FAXはG3が採用されているため、問題なく利用することができる場合が多いと言えます。

念のため、FAXの取扱説明書で、お手持ちのFAXがG3の規格であるか確認してみてください。
説明書を紛失してしまった場合は、メーカーに問い合わせれば、教えてもらえます。

ちなみにスーパーG3は伝達が早い分、高額であり、相手もスーパーG3のFAXでなければ送ることができないため、あまり普及していません。
また、G4のFAXは、業務用の機械に採用されているケースが多くなっています。

FAXが不具合を起こすのはこんな時!

基本的には、G3タイプのFAXであれば、光電話でも利用が可能です。
しかし、以下のような場合はうまく送れない場合もあります。

相手がIDSN回線を利用している

送信先の相手が、IDSN回線を利用しており、「電話着信のみ許容」の設定をしている場合やターミナルアダプタの設定が「HLCあり」になっている時には、FAX送信ができません。
今はIDSNの回線を利用している家庭が減ってきていますが、送れない場合は、念のため確認してみるといいでしょう。

機器の相性が悪い

G3規格のFAXでもお使いの機器が光電話と相性が悪かった場合、まれに文字化けやエラーを起こす場合があります。
こればかりは、導入してみるまでわからないと思っておいた方がいいでしょう。
どうしてもFAXが必要という方は、電話用にアナログ回線を残しておくという手段を検討するといいでしょう。

FAXが受信できない原因は?

光電話は、光インターネットと同じ方法でデータ通信を行っています。
そのため、インターネットが途切れてしまうのと同じように通信が悪くなると、通信エラーになることもあるのです。

この場合、「受信スタートスピード」を変更すると改善する可能性があります。
「受信スタートスピード」は多くの場合、FAXの設定画面から変更することができるので、受信がうまくいかない場合は、スピードを最大値に設定してみましょう。

FAXの接続方法は?

「光電話のサービスを導入した後は、どうやってFAXをつなぐの?」と心配されている方もいるかもしれませんが、配線に関しては、それほど難しくありません。

ただし、電話番号が1つの場合と2つの場合では、少し接続方法が異なります。
それぞれの接続手順は以下の通りです。

電話番号が1つの場合は、ルーターのモジューラージャック(差込口)から、FAXに繋ぎ、FAXか電話の親機に繋いでください。
電話番号が2つある場合は、ルーターのモジューラージャック(差込口)から、FAXに繋ぎ、電話機も同じようにルーターから繋ぎます。

これはあくまで一般的な接続例ですので、詳しくはFAXのマニュアルなどを確認してみてくださいね。


今回は、光回線とFAXについて解説しました。
ほとんどの場合、光電話でもFAXを問題なく利用できるのですが、機器の相性やFAX送信先の相手の環境などにより、うまくいかないケースもあるようです。

状況が改善しない場合は、通信事業者に問い合わせをしてみましょう。
また、どうしてもFAXがなくては困るという場合は、光インターネットとアナログの電話回線を併用することを検討しましょう。