光回線を利用して、インターネット接続をするときは、必ず光コンセントが必要になります。
しかし、「光コンセントと聞いて、それってどんなの?」「どこに付けるものなの?」と疑問に思った方も多いのでは?今回は、光回線のコンセントについて、詳しく解説します。

光回線のコンセント「光コンセント」とは?

光コンセントと聞いて、どんなものかイメージできる人は少ないでしょう。
光コンセントとは、以下の画像のようなものです。

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引用:https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/130308_01.html

「光」もしくは「光コンセントSC」と書いてある文字が目印です。
これは、光回線と機器(ONU)を接続させるための差込口です。

また、電話線の端子の差込口も一体となっているものもあります。
これがない場合は、工事で設置する必要があり、すでに備わっている場合は、自分で機器の設置や設定を行えば、インターネットが使えるようになります。

光コンセントの場所は?

光コンセントが主に設置されている場所は、電話コンセントの近く、エアコンダクトの近く、テレビアンテナコンセントの近くですね。
光回線は主に、NTTの回線である場合が多いので、電話コンセントと一緒に設置されている場合が多いです。電話コンセントと一体型になっている場合が多いのでまずはここを確かめましょう。
電話コンセントと一緒に設置されていない場合、テレビアンテナコンセントかエアコンダクトの近くにある場合が多いです。

光コンセントがある場合は?メリット3つ

1.工事の必要がない

上でもご説明した通り、光コンセントがすでにお住まいの建物に備わっている場合は、工事の必要がありません。
その場合、「無派遣工事」という扱いになり、費用は2,000円程度で済みます。
「無派遣工事」とは要は送られてきた機器を自分で接続するというと。
設置すると言っても、光コンセントに光ケーブルを接続し、ONUにも光ケーブルを接続するのみです。
光ケーブルを接続する差込口は一つしかありませんので迷うこと無く接続できるかと思います。

営業マンや契約するサービスの担当者によっては、光コンセントがないという前提で、工事の段取りを組んでくる場合もあります。

そのため、光コンセントの有無は、事前に確認して、工事が必要ない場合は、その旨をきちんと伝えるようにしましょう。
さもなければ、必要ない工事のために作業担当者に来てもらうことになり、費用を取られてしまうというようなことも考えられます。

2.工事の立ち会いの必要がない

光回線の工事の必要がないということは、工事の立ち会いの必要もありません。
光回線の引き込み工事をする場合、壁に穴を開けたり、室内に立ち入る必要がありますので、工事の立ち会いが必要になります。
光コンセントが設置されているので工事の必要が無いため、立会も不要です。
工事に時間がかかったり、わざわざ工事のために日程を空けておかなければ行けないので忙しい方にとってはこちらのメリットが一番大きいかもしれませんね。

3.光回線を利用するまでの期間が短い

光回線の工事は、通常、契約から早くで2週間ほど、遅ければ3ヶ月ほど時間がかかります。
この期間インターネットを利用できないのは厳しいですね。
3月や4月であれば、引っ越しがピークの時期で光回線の工事もピークとなります。
この期間に光回線を契約すると開通までとても時間がかかりますね。

しかし、光回線の工事が済んでいれば、どんなに混んでいる時期に光回線を契約してもすぐに利用することができます!
光回線の契約後、自宅にONUが届き、プロバイダから利用する際のユーザー名とパスワードが記載された書類が到着するとすぐに利用することができますよ。
よく、引っ越しをする方、光回線をすぐに利用したい方は光コンセントがもとから設置されているマンション、アパート等に引っ越すことでインターネットをすぐに利用可能です!

光コンセントがない場合は?

光コンセントがない場合は、工事をしてもらう必要があります。
工事費は、フレッツ光の場合、戸建て18,000円、マンション15,000円です。

しかし、「この物件は光回線に対応していますよ」と聞いていて、ONUなどの機器が送られて来てから、いくら探しても、光コンセントが見当たらないというケースもあるようです。

このような場合、光回線に対応したマンションではあるものの、自分の部屋まで引き込みが完了していないという可能性が高いと言えます。
光コンセントがない場合は、再度管理会社に確認してみましょう。

そして、自分の部屋まで光回線が来ていないということになれば、インターネットサービスの提供元に連絡をして、工事の段取りをしてもらえるようにお願いしましょう。

引っ越し先に光コンセントがない場合の具体的な工事内容

引越し先に光コンセントがない場合、光回線の引き込み工事が必要になります。また、戸建てとマンションやアパートで工事の内容が異なります。

戸建ての工事内容

戸建ての家の場合は、外にある電柱から光回線を引き込み、家の中の壁に光コンセントを設置します。ケーブルを引き込むにあたって、パターンは以下の3つ。

・壁にある配管を通して
・エアコンのダクトを通して
・壁に穴を開けて

基本的には1か2の方法で行われ、壁に穴を開けるのは最終手段です。穴あけ工事はほとんど行われません。また、もし壁に穴を開ける必要があると判断された場合、その時点で工事を断ることができるので安心してください。

集合住宅の工事内容

マンションやアパートにおける光コンセントの工事は、戸建ての時よりも簡単です。
アパートまたはマンションの共用部分にあるMDFから、部屋まで光ケーブルを伸ばしてくれば完了となります。

共用部に光回線が引かれていない場合、戸建てと同じように外部の電柱から回線を引いてくることになります。

光コンセントを設置してもらう場所について

光コンセントを設置してもらう場所についてですが、ほとんど場合は電話線が通っているダクトを通されます。
壁側のカバーも好感されることが多く、すっきりとした見た目になります。
電話線と同一の場所に設置されるため、設置場所が電話線の近くと限られてしまいますので、違う場所に設置したい場合は工事の業者にその旨を伝えましょう。

ただ、違う場所に設置すると、分離タイプの光コンセントとなり、壁からはみ出した状態となります。
ケーブルも壁に沿って配線されるため、見た目が多少気になる場合があります。また、エアコンのダクトがなかったりすると希望の場所に設置できないこともありますので注意しましょう。

ですから、おすすめの設置場所は、やはり電話線と一体に設置する方法ですね。
分離タイプのように後付けした感じもなく、配線もすっきりさせることができるのでおすすめです。
特に設置場所にこだわらないのであれば、電話線と一体型の設置にしましょう!

ちなみに希望すれば、1階でも2階でも配置してもらうことができますが、設置できる場所は1か所です。
後から、光コンセントの位置を移動させたい場合は、光回線事業者に相談すれば、移動のための工事に来てもらうことができます。

しかし、費用は新規開通工事と同じくらいかかってしまうケースが多いようです。
光ファイバーの延長コードは、ホームセンターなどでも販売されていますが、何かトラブルがあった時は、全て自己責任となってしまうため、移動させる場合は専門の作業担当者に来てもらった方がいいでしょう。

コンセントがあった時、ONUを自分で設置する方法は?

光コンセントが既に設置済みの場合、無派遣工事といって工事する人が来ない場合があります。そんな時は、自分でONUを設置しましょう。

光コンセントがある場合、ONUの設置は非常に簡単。契約して送られてきたONUを、光ケーブルで光コンセントに繋ぐだけです。

光コードの両端をONUと光コンセントに接続

ONUのカバーを開けて、光コードの一端を接続します。次に光コードの反対側の端を、光コンセントに接続します。どちらも奥までしっかり差し込みましょう。

ONUを電源を接続

電源アダプタでONUと普通のコンセントに接続し、電源供給できるようにします。

ONUの設置はこれだけで完了です。

あとはONUにパソコンを繋いだり、無線で使うならWi-Fiルーターを繋ぎます。またインターネットを使用するために、いくつかの設定をする必要があります。

これは工事の有る無しに関わらず自分で行う可能性が高いので、設定ガイドを見ながら行いましょう。

ONUとは?

ONU(Optical Network Unit)は、光回線終端装置のことです。簡単に説明すると、光回線でインターネットを使用する時に必要な機械。

もう少し詳しく言うと、電気信号や光を相互に変換する機械です。アナログ信号とデジタル信号を変換するモデムと同じような役割となります。

光コンセントと無線LAN(Wifiルーター)は接続できないので注意!

無線LANのケーブルを光コンセントの差込口に差そうとすると、「端子の形が違う!」と焦ってしましますが、そもそも光コンセントと無線LANは、LANケーブルでは繋げません。

まず、光コンセントとONUを光ケーブルで繋いで、ONUと無線LANをLANケーブルで繋ぐというのが、正しい接続方法です。
ONUと光コンセントは、工事の時に担当者が持ってくる、または郵送されてくるので、自分で購入する必要はありません。

まずは、手元に無線LANとONUが到着するまで待つようにしましょう。

ルーターについて知りたい方は、以下のページでも解説していますので、参考にしてみてください。

光回線のルーターについて徹底解説!どれがおすすめ?選び方は?

無派遣工事があるのはNTT系の光回線サービスのみ

NTT系以外の光回線には基本的に無派遣工事はありません。つまり、auひかりやNURO光などのNTT系以外は、光コンセントがあっても工事の担当者が来て、確認やONUの設置をしてくれます。

逆にドコモ光やソフトバンク光などのNTT系光回線では、光コンセントがあると無派遣工事の可能性が高く、その場合工事費が安く済みます。

引っ越し先がインターネット接続可能か調べる方法

引越し先がインターネット接続に対応しているかどうか、事前に知っておきたいですよね。

賃貸物件の検索サイトでも、今は「光ファイバー対応」や「インターネット対応or完備」などの条件付き検索できますが、引越し先物件が既に決まっている場合はどうすればいいでしょうか。

光回線の公式HPで確認

フレッツ光やNURO光の場合、引越し先の住所(マンションなど集合住宅に限る)が分かっていれば、公式サイトの「提供エリア確認」で光回線に対応しているかどうか調べることができます。

住所を入れると、付近のアパートやマンション名が出てくるので、クリック。
するとその物件が光回線が光ファイバーに対応しているかどうかを調べることができます。

「光回線対応」は大多数、ただし光コンセント設置済物件とは限らない

近年インターネット回線といえば光回線が主流になってきており、マンションなど多くの物件が「光回線対応」となっています。
ただし、「光回線対応」というのは、マンションの共用部まで光回線を引き込んでいるだけという場合があります。
インターネット回線引き込み済み=光コンセント設置済みとは別なので注意してください。

光コンセントが設置済みかどうか確認する方法

結論から言えば、残念ながら光コンセントが設置済みの物件をネットで探すのは難しいと言わざるをえません。

賃貸情報サイトでの「光ファイバー対応」や「インターネット対応」や光回線各社の「提供エリア」は、あくまで共用部まで回線が引かれていることを指すのであって、光コンセントが部屋に設置されているかどうかは分からないからです。

一番手っ取り早いのは、引越し前の物件を探す際に大家さんなどに質問してみるか、内見に行くことです。

光回線のコンセントが設置されている物件はどれくらい?

光コンセントが設置済みの物件はどのくらいあるのでしょうか。結論から言うと、はっきりとした数字は出ていません。

しかしマンションやアパートでは大家さんが設備として設置しているところも多く、設置済みの割合はどんどん増えているようです。
東京都内では5割を超えており、1Rなど単身者向けのマンションではさらに大きい数字になるとのこと。

賃貸マンションで光コンセントがない・光回線が使えない時の対処法

賃貸マンションで光回線を利用することができない場合は、ほかの通信サービスを利用すしかありませんね。
おすすめの通信サービスはWiMAX2+やソフトバンクエアーといったモバイル回線を利用したサービスです。
ソフトバンクエアーやWiMAX2+などであれば一定額で使い放題で通信制限もないので、光回線と同じように快適に利用できるかと思います。
工事の必要がなく、自宅に機器が到着するとすぐにインターネットを利用できます。

電話コンセントがある場合は、ADSLという方法もあります。ADSLは電話線があればインターネットを利用できますし、工事の必要もなくADSLのモデムを接続することでインターネットを利用できます。通信速度は光回線ほど早くありませんが、遅いというわけでもなく動画サービスも利用できますので、ヘビーに利用する方でなければADSLでもじゅうぶんかもしれませんね。料金も光回線やモバイル回線に比べて安いためあまりインターネット回線にお金をかけたくない方にもおすすめです。
現在は、NTTでADSLの提供はなく、ソフトバンクのみがADSLを提供しています。料金は約2,800円ですのでお手軽にインターネットを利用できます。

ちなみに光コンセント、電話線差込口(モジュラージャック)、LANコンセントの違いは?

光ファイバー導入済みのマンションやアパートなら、室内の壁に「光コンセント」か「モジュラージャック」か「LANコンセント」のいずれかが設置されています。

この3つの違いは、ずばり配線方式です。
まず、光回線に対応しているマンションは、建物の共用部にあらかじめ電柱から光回線(光ファイバー)が引き込まれています。そこまではどの配線方式でも共通ですが、共用部から各部屋までの配線パターンが3つあります。それが以下の3つです。

・電話線を利用した「VDSL方式」
・LANを利用した「LAN方式」
・光ファイバーを利用した「光配線方式」

自分のマンションは、その方式なのか、確認してみてください。

モジュラージャック:VDSL方式

共用部から各部屋までを電話線で引いた配線方式です。この電話線が室内まで引かれた接続口が、モジュラージャック(電話線差込口)になります。

マンション共用部までは光ファイバーですが、共用部から各部屋までは電話線のため、回線速度は下り最大100Mbpsと他配線方式と比べて遅いです。

またVDLS方式は電話線のアナログ信号からパソコン用のデジタル信号に変換するため、相互変換装置としてモデムを必要とします。

モジュラージャックからインターネット接続機器までの接続順は、「モジュラージャック→モデム→ルーター→インターネット接続機器(パソコンなど)」となります。

LANコンセント:LAN方式

共用部から各部屋までLANケーブルを使って配線をしたのが、LAN方式。そのLANケーブルの接続口がLANコンセントとなります。
インターネット接続の安定さと月額料金が他の方式より安いのが特徴。回線速度は上り下りともに最大100Mbpsです。

LANコンセントからインターネット接続機器までの接続順は、「LANコンセント→ONU/HGW→ルーター→インターネット接続機器(パソコンなど)」となります。(※HGWはホームゲートウェイで、回線終端装置の1つ)

LAN配線方式のインターネット対応マンションの数は多くありません。LAN配線方式はマンション建設時に組み込む必要があるため、もともとある電話線を使うVDSL方式の方が普及していました。

現在の主流は光配線方式となり、結果的に古いマンションではVDSL方式、新しいマンションでは光配線方式であることが多いです。

光コンセント:光配線方式

共用部までのみならず、共用部から各部屋までの配線にも光ケーブルを利用しているのが光配線方式。
各部屋まで引き込んだ光ケーブルの接続口が光コンセントとなります。現在の光回線では主流の方式です。

光コンセントの見分け方は簡単、ずばり「光」あるいは「光コンセントSC」と書かれています。壁に設置されているタイプと、壁からケーブルで繋がれている個別タイプがあります。場所はモジュラージャックと同じ場所にあることが多いです。

光コンセントからインターネット接続機器までの接続順は、「光コンセント→ONU/HGW→ルーター→インターネット接続機器(パソコンなど)」となります。
築年数の浅いマンションで多く見られ、光コンセントの普及率は5割と言われています。

光回線工事に関する原状回復義務って?光コンセントは撤去しなくちゃだめ?

光コンセントは、基本的にはそのままにしておいても問題ありません。

しかし、賃貸住宅やマンションの場合、大家さんや管理会社から原状回復を求められることがあり、その場合は、撤去する必要があります。

賃貸の場合、「賃借人の故意や過失などによる劣化を回復」する必要があるためです。

喫煙者のヤニによって壁紙が黄ばんだ場合、退去時に元の状態に戻す義務があるのと同じで、光回線の工事を行なった場合、退去時に光コンセントや引いた回線の撤去をしなくてはいけない可能性があります。
引っ越し前には、撤去すべきかどうかを必ず大家さんや管理会社に確認するようにしましょう。

また、光回線を乗り換える際に撤去工事が必要かどうかは、そのサービスを契約しているプランによっても変わってきますので、契約中のサービス窓口に問い合わせをしてみましょう。

光回線を撤去する場合!光コンセントの撤去工事って?

光コンセントを撤去するとなった時は、業者にお願いして、作業に来てもらう必要があります。
撤去工事は基本的に光回線を契約した会社のサポートデスクなどに連絡します。

撤去工事日は基本的に立ち合いが必要になりますが、マンションの場合は立ち合いしなくてもいい場合もあるようです。
作業は30分程で終わります。

連絡して即日撤去工事というわけにはいかないため、退去が決まったら早めに連絡し、工事の日取りを調整しましょう。

光回線を撤去しない場合

退去時に撤去工事をしない場合もあります。大家さんに原状回復の約束をしていなければ、撤去工事をする必要はありません。

また次の入居者の為に光回線の設備を残すことを求められることもあり、この場合も回線をそのままに退去してOKです。

これから入居する人は、原状回復(退去時に撤去工事)するか否かの約束は必ずしておく

退去時に揉めないためにも、光回線の導入工事をする際は必ず原状回復をするかどうか、約束をしておきましょう。

光コンセント設置済は次の入居者へのアピールになるため、1度交渉してみるのもアリです。
ただし大家さんやオーナーが強く原状回復を求める場合は潔く引きましょう。

まとめ

今回は、光コンセントについて詳しく解説しました。

光回線の導入は、慣れないことばかりで、わからないことも多く、何かと戸惑ってしまいますよね。

ちなみに、アパートやマンションでの光回線導入方法の基本や注意点については、以下のページでも解説していますので、こちらも確認してみてください。
光回線をマンションで利用したい人が知っておかないと後悔する注意点とは?

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