地デジやBS、CS(スカパー)を見たいけど、ケーブルテレビに契約するのとアンテナを立てるのはどっちがいいのか?ということは、わかりづらいものです。

「インターネットサービスを乗り換えたいけど、ケーブルテレビにするべき?」
「新築でテレビ環境を整えたいけど、どうしたらいいの?」

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

今回は、コストパフォーマンスが高いのはどちらなのか?徹底検証してみました。

.

お家でテレビを見るための基礎知識

ケーブルテレビとアンテナの違いは?

ケーブルテレビは、有線でVATV局から映像情報を受け取るタイプのサービスで、地域の情報を発信するローカルチャンネルやBS、地デジ、CSを視聴することができます。
また、同じケーブルで、インターネットや電話なども利用できます。

アンテナは、家の屋根の上や壁に設置することで、電波を受信し、BSや地デジ、CSを見ることができるようになるもの。
インターネットや電話サービスとは、まったく別の通信方法でテレビの視聴を可能にします。

光テレビという選択肢もある

BS、地デジ、CSを見る方法としては、光テレビサービスに加入するという選択もあります。
光テレビとは、光回線サービスの事業者がテレビ電波を受信し、契約者の自宅にあるモデムを介して、テレビ視聴を可能にするというものです。

.

お得なのは?

徹底比較!料金・コストはどれくらい違う??

一番高コスパなのは、アンテナの設置

テレビサービスを導入する上で、一番気になるのが、料金ですが、結論から言えば一番安いのは、アンテナです。
以下、アンテナ・ケーブルテレビ・光テレビの具体的な料金について計算した結果をご紹介します。

ケーブルテレビの料金

ケーブルテレビの料金は、契約するコースによっても違いますが、ケーブルテレビの代表各であるJCOMを例として考えてみたいと思います。
JCOMの場合、インターネット単体だと、月々の料金が割高になってしまいます。

しかし、セットにするとこれより安くなります。
ケーブルテレビに申し込みをする場合、ネットとセットで契約することが多いと思いますので、今回は「32chのテレビサービス+320Mのネットサービス」という一番スタンダードな例で比較してみたいと思います。

この場合、月額料金は5,505円です。(建物タイプや地域によって多少前後します。)
ただし、キャンペーン中につき、1年間は4,533円で利用できます。
2年間利用すると考えると、トータルコストは54,396円。
これを月々のコストに換算すると54,396円÷24ケ月=5,019円です。

アンテナ設置の料金

アンテナの設置料金は1万~8万と幅広いですが、今回は8万円と考えて、コストを計算してみましょう。
アンテナは、一度設置してしまえば、月額料金など請求されることなく、20年程度利用することができます。

もしも、メンテナンスが必要な場合でも、料金は数千円~3万円です。
メンテナンスに3万円が必要になったと考え、20年利用すると考えた場合、月々の料金は、なんと[8万円(初期費用)+3万円]÷20年÷12ケ月=458円。
非常に安いですね。

インターネットサービスも安いものを選べば、ケーブルテレビより安くできる可能性は十分にあります。

光テレビの料金

光テレビでは、一番利用者の多い「フレッツ・テレビ」で計算をしてみましょう。
フレッツテレビの料金は、地デジ・BSのみの基本プランで月額660円。
工事費などの初期費用は、44,400円です。(集合住宅の場合41,400円)

フレッツ光は2年契約なので、2年利用すると考えると月額コストは、[44,400円(初期費用)+660円(月額料金)×24ケ月]÷24ケ月=2,510円です。
これにインターネット料金も上乗せされると、7,000円程になってしまい、一番高くなってしまいます。

.

知っておきたいメリット・デメリット

アンテナのメリット・デメリットは?

アンテナを設置するメリット

一度設置してしまえば、料金なしで使える

アンテナは、一度設置するための工事をしてしまえば、月額料金0円で、テレビを視聴することができます。
工事は少し面倒だと感じるかもしれませんが、20年に1度のことだと考えれば、それほど苦にならないのではないでしょうか。

20年ほど使える

アンテナを設置するメリットは、長いスパンでずっと利用できるということ。
設置すれば、この先20年ほどは、何も考えずにテレビを見られるので、とても楽です。

ケーブルテレビの場合、料金やキャンペーンなど変更されることも多く、乗り換えたいと思うこともあるでしょうし、実際価格競争も進んでいるため、定期的にサービスを切り替えた方がお得に利用できます。

乗り換えるとなると、違約金が発生したり、その度にテレビサービスをどうするか、考えたりしなくてはいけないので、少し面倒です。

地デジ・BS・CSの録画が簡単

アンテナを設置した場合、ケーブルテレビに比べると簡単に地デジ・BS・CSの録画をすることができます。

ケーブルテレビの場合、サービス事業者からオプションで録画機器をレンタルしなければいけなかったり、チューナーとの相性を考えてハードディスクを購入しなくてはいけなかったり、手間がかかってしまいます。

一方、アンテナを設置すれば、通常の録画機器を用意するだけで、番組を残しておけるので、簡単です。

アンテナを設置するデメリット

外観を損ねる可能性がある

アンテナを設置する場合、屋根の上や壁に付ける形になり、屋根上に付ける場合は、特に外観を損ねてしまう可能性があります。
最近は、壁に付けられるスッキリとしたタイプのアンテナも販売されているので、外観を損ねたくない方は検討してみるといいでしょう。

天候や台風などに弱い

アンテナは、外に設置することになるため、天候によって調子が悪くなってしまうこともあります。
また、万が一災害などがあった場合は故障してしまう可能性もあります。

インターネットとは別に工事が必要

アンテナを設置するにはインターネットの工事とは別に専門の業者に来てもらって、取り付け作業を行う必要があります。
自分で設置するという方法もありますが、うまくいかなかった場合は全て自己責任となるため、あまりおすすめできません。

ケーブルテレビのメリット・デメリットは?

ケーブルテレビのメリット

ケーブルテレビオリジナルのチャンネルが見られる

ケーブルテレビのメリットは、見られるチャンネル数が多いということです。
ケーブルテレビでは、オリジナルのチャンネルも放送されており、他では見られない番組も見ることができます。

天候に左右されない

アンテナは、家の外に取り付けますが、ケーブルテレビは、家の中に配線するので、天候に左右されず、いつでも快適にテレビを見ることができます。
台風などの時でも、故障の心配をしなくていいところは、一つのメリットであると言えるでしょう。

外観を損なうことがない

ケーブルテレビでは、アンテナのように家の外に機器を取り付ける必要はないため、外観を損ねることがありません。
家の見た目にこだわりたいという方にとって、この点はメリットであると言えるでしょう。

インターネットの工事と一緒に導入できる

ケーブルテレビでは、インターネットの導入工事と同時にテレビも視聴可能な状態にしてもらえます。
そのため、日程調整をしたり時間を取られたりする手間を省くことができます。

ケーブルテレビのデメリット

月額料金が必須

ケーブルテレビで番組を視聴するなら、必ず月額料金を支払い続けることになります。
セット割引やキャンペーンを利用すれば、通常よりお得に利用できますが、それでも、アンテナを設置した場合に比べると費用がかかってしまうケースが多いと言えるでしょう。

インターネットの速度が遅い

ケーブルテレビの最大のメリットとも言える点が、インターネットの速度が遅いということです。
ケーブルテレビに申し込みをする方の多くは、インターネットをセットで申し込むという場合が多いと思いますので、この問題はなかなか深刻であると言えます。

現在、インターネットは、光ファイバーを利用した、光回線が主流となっていますが、ケーブルテレビは、それとは異なる通信方式が採用されており、一般的なインターネットに比べて、速度が遅くなってしまいやすいという性質があります。

インターネットをサクサク利用したい!という方、動画やゲームを快適に楽しみたいという方は、光回線を選択し、アンテナを付けた方がいいでしょう。

画質はどっちの方がいいの?

テレビ好きの人の中は、高画質で映像を楽しみたいという人も多いでしょう。
「ケーブルテレビとアンテナでは、どちらが高画質なのか?」は気になるところではありますが、環境によって差が大きいため、一概に比較することができません。

一般的な考え方として、映像の安定性については、アンテナに比べてケーブルテレビの方が優れていると言えます。
これは、上でも説明した通り、ケーブルテレビの方が、天候に左右されずにテレビを見られるという特性があるからです。
アンテナの場合だと、天候などによって、ノイズが入ってしまうというようなことも考えられます。

しかし、画質に関しては、「アンテナの方が良い」という声が多いようです。
実際に、ケーブルテレビを導入してから、画質が悪くなってしまったという方もいます。

これについては、契約するサービスや地域などによっても変わりますので、導入してみるまで分からないと言えそうです。

ケーブルテレビからアンテナに移行する方法は?

コストパフォーマンスのことを考えると、アンテナを立てた方が、メリットが大きいため、ケーブルテレビからアンテナに切り替えをする方も多いようです。

でも、「実際にどうやって切り替えるの?」というところは、はじめてなら、わからなくて当然ですよね。

ここからは、現在ケーブルテレビを利用されている方が、アンテナに乗り換える方法について解説します。(ただし、細かい流れは、各サービスや業者によって異なる場合もありますので、詳細はお問合せください)

①乗り換えるインターネットサービスに申し込み
ケーブルテレビで、インターネットを利用していた場合、当然ながらケーブルテレビを解約すれば、ネットも使えなくなってしまいます。
代替となる光回線サービスを選び、申し込みをしましょう。

②ケーブルテレビの解約
ケーブルテレビを解約しましょう。
その際は、違約金が発生するのかどうか?工事費の残債など、請求される費用はないか?を事前に確認してから、解約されることをおすすめします。

解約方法は、サービスによって違いますが、多くの場合はサポートセンターに電話をすることで、解約手続きができます。

③アンテナの取り付け業者に連絡
アンテナの取り付け業者は、数多くありますが、インターネットで「テレビ アンテナ+(お住まいの地域)」などのキーワードを入れて検索すると探すことができます。
お願いしたい業者が決まったら、連絡を取りましょう。
そこで、費用や工事についても説明がされます。

④事前調査
アンテナの取り付け工事をする前に、建物の状態や周辺状況を把握するための事前調査が行われます。
ただし、これは場合によって、電話での聞き取りだけで終了し、省略されることもあります。

⑤アンテナ取り付け工事
アンテナの取り付け工事が完了すれば、自宅でテレビが見られるようになります。

アンテナの種類を解説

地デジ用アンテナ・BSアンテナ・CS(衛星放送)アンテナは別?

地デジとBS/CSは電波の種類が違うので、自分の見たいチャンネルの種類に合ったアンテナを選択する必要があります。

地デジ・BS・CSを全て見たいという場合は、基本的に
・地デジ用のアンテナ
・BS/CSアンテナ
の2つが必要になります。

「地デジだけ見たい!」あるいは「CSだけ見たい!」というような方は、どちらか一つの設置で問題ありません。

デザインも色々ある

アンテナにも色々なデザインがあります。
まず、地デジ用のアンテナには、主に2つの種類があります。
一つ目が従来型の「八木式アンテナ」、もう一つがスマートで目立たない形をした「デザインアンテナ」です。
最近は、外観を損ねたくないというニーズが高まっており、デザインアンテナが人気となっているようです。

また、その他に、室内に置くタイプの地デジ用アンテナもありますが、電波が受信しにくいため、環境によっては、テレビが映らない場合もあります。

・八木式アンテナ

.

・デザインアンテナ

.

・室内アンテナ

.

CS用のアンテナのデザインは、どれもあまり変わりがなく、平たいおたまのような形をしています。

・CSアンテナ

複数台のテレビやレコーダーに接続する時は、分配器が必要

ケーブルテレビにする場合でもアンテナを設置した場合でも、複数のテレビやレコーダーに接続するためには、分配器というものが必要になります。
分配器とは、UHF(地デジ波)、CATV、BS・CSの電波を分けて均等に配分する役割を果たす機器のことです。
業者に工事をお願いする場合には、提供してもらうことができますが、インターネットなどでも購入することができます。

アンテナ交換が必要なのはどんな時?

台風で、アンテナがずれてしまった!という場合や完全に故障してしまったという場合には、業者に連絡をして、メンテナンスをしてもらう必要があります。

ずれているだけなら、向きを元に戻すだけの簡単な作業で終了するので、費用は数千円の範囲内に収まるでしょう。

完全に故障してしまった場合は、交換が必要になりますが、もともと使用していた部品などがそのまま使える場合は、通常よりも安い値段で、工事をしてもらえることもあります。

アンテナ混合器って?

UHF(地デジ波)、BS・CSの電波はそれぞれ別々のアンテナを利用して受信しますが、複数のアンテナを1本にまとめてすっきりと屋内に配線したいなら、アンテナ混合器というものを利用するといいでしょう。
これも、希望する場合は業者の担当者にお願いしておくといいでしょう。

ケーブルテレビとアンテナは併用できる?

ケーブルテレビのチャンネルを見たい!けど、将来的なことを考えるとアンテナも立てておきたい!という方もいるかもしれません。
その場合は、併用することも可能です。
希望する場合は、業者に相談してみるといいでしょう。

アンテナとセットで利用するならNURO光がおすすめ

ケーブルテレビを解約して、アンテナを設置する場合、インターネットを利用するために光回線に新規加入する必要がありますよね。

しかし、光回線には、様々な種類があり、それぞれを比較するのは大変……と困っている方もいるのでは?
そんな方には、NURO光の光回線サービスをおすすめします。

NURO光は、プロバイダも無線LANもセキュリティも、インターネット環境を構築するために必要なものは全部セットになって、月額4,743円。
「無線LANやプロバイダをどれにしようか?」と悩むことなく、すぐに利用できるので、とても便利です。

また、ソフトバンクユーザーの方なら、毎月最大2,000円の携帯セット割引も受けることができます。
今なら、公式ホームページからの申し込みで、30,000円のキャッシュバックももらえちゃいます。

.


いかがでしたか?
今回は、自宅で地デジ、BS、CSを見る方法について解説しました。
お得に利用したいなら、アンテナを設置することをおすすめします。

工事など、少し面倒に感じてしまう部分もあるかもしれませんが、一度設置してしまえば、ずっと無料で利用できるので、とっても楽チンです。
少しでも参考にしていただけると幸いです。