NURO光 ルーター

この記事のまとめ
NURO光でレンタルできるONUは、Wi-Fiルーター機能と一体型となっているため、自前で用意する必要はありません。
しかし、複数の種類があるため、機器によってはNURO光の速度を充分に発揮できない可能性があるのです。
無料で速いルーターに変更する方法とは?
hikaritayasushi
NURO光では、ご利用のONUが最新の機種でない場合、無料で交換することが可能です。
当記事では、NURO光の6種類のONUからおすすめをご紹介し、無料で交換する方法を解説しています。NURO光の速度に満足できていないという方は、一度ルーターをチェックしてみましょう。

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※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。

そもそもONUとは?

そもそもONUとは?
NURO光のルーターについて解説するには、まずONUについて理解する必要があります。

ONUとは、Optical Netowork Unitの略で、光信号とデジタル信号の変換を行う装置のことです。
パソコンなどでインターネットを利用するために必ず必要な装置で、光コンセントとパソコンなどの端末の間に設置し、それぞれからケーブルでONUに繋ぎます。
そうすることで、双方からの信号を変換することができ、インターネットを利用できるのです。

ONUは、ご利用のプロバイダから無料でレンタルできます。

NURO光のONUはWi-Fiルーターと一体型

NURO光のONUはWi-Fiルーターと一体型
通常、光回線導入時は、ONUとは別にWi-Fiルーターを別途準備する必要があります。

しかし、NURO光のONUはWi-Fiルーター機能も備えているため、別で用意する必要がありません。
また、ONUは契約すれば無料でレンタルできるので、Wi-Fiルーターを準備する費用も抑えられるのが特徴です。

NURO光でレンタルできるONU比較表!おすすめは?

NURO光でレンタルできるONU比較表
NURO光でレンタルできるONUは計6種類あり、それぞれスペックが異なります。
以下の表は、それぞれのスペックをまとめたものです。

ONU機種名有線LANポート数ダウンロード速度(Wi-Fi最大速度)アップロード速度無線LAN規格周波数
ZXHN F660T32Gbps(450Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n2.4GHz/5.0GHz
HG8045j32Gbps(450Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n2.4GHz/5.0GHz
HG8045D32Gbps(450Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n2.4GHz/5.0GHz
ZXHN F660A32Gbps(1300Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n/ac2.4GHz/5.0GHz
HG8045Q32Gbps(1300Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n/ac2.4GHz/5.0GHz
FG4023B32Gbps(1300Mbps)1GbpsIEEE 802.11a/b/g/n/ac2.4GHz/5.0GHz

ここからは、上記の中からおすすめのONUを解説していきます。

11ac対応のONUがおすすめ!

Wi-Fiの通信規格は、IEEE802.11〇〇というように〇〇部分のアルファベットによって異なり、それぞれ速度が変わってきます。

NURO光でレンタルできるONUは、具体的に「n」「g」「b」「a」「ac」の通信に対応しており、この中では「ac」が最速です。

そのため、ONUは「IEEE802.11ac」に対応しているものがおすすめになります。

NURO光でレンタルできるONUでIEEE802.11acに対応しているのは、「ZXHN F660A」「HG8045Q」「FG4023B」の3機種です。

最新規格「11ax」対応のスマートセットとは?(有料オプション)

上記で説明したWi-Fiの通信規格以外に、有料オプションを利用すれば11axという規格も利用可能です。

11axのダウンロード速度は、最大4.8Gbpsにも上るので、非常に速い通信であることが分かります。

ただ、NURO光自体の通信速度が、現状では下り最大2Gbpsなので、それを超えることはありません。

そして、NURO光で、この「11ax」を利用するためには、月額770円の「スマートセット」に申し込む必要があります。

「スマートセット」に申し込むことで、ONUは11axに対応するNSD-G1000Tをレンタルすることが可能です。

また、「スマートセット」の特典として、「Qrio Rock」が付いてきます。
「Qrio Rock」は、スマホの遠隔操作でドアを開閉できるオートロックシステムです。

以上のことから、より高速でインターネットを楽しみたい方、ドアを自動開閉できるスマートハウスにしたい方には、「スマートセット」オプションへの加入も検討してみてはいかがでしょうか。

利用するONUは指定できない

NURO光に申し込んだ際、レンタルするONUは自分で選ぶことはできません。
6種類あるONUのなかからランダムで送られてくるため、当たりはずれがあるのです。

NURO光でレンタル可能な6機種の中では、acに対応していない3機種が古い機種、3機種が新しい機種と分類できます。
しかし、古いといってもよほど高速通信が必要な人以外は、ストレスなく使えるという声も多いです。

そのため、まずは実際に繋いで利用してみて、もし速度に不満を感じた場合には、ac対応機器に交換してもらいましょう。

無料で交換可!NURO光のONUを交換する方法

NURO光のONUを交換する方法
11acに非対応のONU、「ZXHN F660T」「HG8045j」「HG8045D」が届いた場合は、無料で交換が可能です。

※ただし、NURO光の開通日が2015年9月より前の場合は、交換費用として11,000円かかります。

ONUの交換方法は、「NUROサポート窓口」(0120-17-260 ※9:00~23:00)に電話をして、交換したい旨を伝えるだけです。
そうすれば、NURO光の業者がルーターを持ってきてくれるので、その際に元々受け取っていたルーターを返却します。

このように簡単に交換ができるため、もし受け取ったONUが11ac対応ではなく、速度に満足できない場合は、交換の手続きを行ってみると良いでしょう。

ONUを変えずにWi-Fi速度を上げる方法

ONUを変えずにWi-Fi速度を上げる方法
ここまで、ONUによる速度の違いについて解説してきましたが、ONUを変えずにWi-Fi速度を上げることも可能です。

期待した速度が出ていないと感じた場合は、以下の3つの方法を試してみてください。

設置場所を変える

Wi-Fiの通信は、ルーターの設置場所によって変わります。
そのため、速度が遅い・安定しないと感じる方はONUの設置場所を確認してみましょう。
Wi-Fiの電波は、様々な物から影響を受けやすく、それにより速度が遅くなっている可能性があります。

例えば、2.4GHzを利用している場合は、家電による電波干渉を受けやすいため、電子レンジなどの電磁波を発する家電が近くに無い方が良いです。

また、5.0GHzの電波は障害物に弱いので、ルーター設置場所と端末を使用する部屋や階が違うと、速度が遅くなることがあります。

上記のことを考慮して、ONUの置き場所を見直してみると、速度が安定するでしょう。

接続する端末数を減らす

同じWi-Fiに複数の端末を接続している場合は、電波の取り合いになり速度が遅くなることが多いです。
例えばIoT家電も同様のWi-Fiを利用している場合は、通信速度が遅くなっている原因になっている可能性があります。

その為、使用していない端末は接続を切り、必要な時だけ接続するようにすると、通信速度の改善が期待できるでしょう。

接続する周波数を変える

NURO光でレンタルできるONU端末を含め、ほとんどのWi-Fiルーターで、使用できる周波数を2.4GHzと5.0GHzの2つで切り替えられるようになっています。

そこで、2.4GHzで速度が遅くなっている場合は、5.0GHzに接続してみるのがおすすめです。
5.0GHz(5G)は障害物に弱いため、壁や床を隔てた場合は速度が安定しない傾向がありますが、電波が混雑しにくく高速回線が期待できます。

ただし、5.0GHzに接続できない機器もあるので、その場合は周波数の変更はできません。

接続方法は、通常のWi-Fiと同様です。
接続可能な機器一覧のプライマリーSSID末尾に、5.0GHzは「-a」、2.4GHzは「-g」とそれぞれ表示されているので、接続したい周波数のWi-Fiを選びましょう。
周波数が違っても、パスワードは同じです。

NURO光で自前のルーターを使う方法

NURO光で自前のルーターを使う方法
NURO光を契約すると、ルーターが搭載されているONUがレンタルできるため、基本的には自前のルーターを用意する必要はありません。

そして、ONUと自前のルーターを繋ぎ、ネットワーク内にルーターが2台ある「二重ルーター」状態にすると、速度が遅くなったり、インターネットに接続できなったり、といった問題が起こることがあります。

ただし、

  • 中継器が必要な場合
  • 接続する機器が6台以上ある場合

は二重ルーターにして自前のルーターを使った方がいい場合もあります。

自前のルーターを使うときの注意点

自前のルーターを使うときの注意点
自前のルーターを使うときの注意点としては、設定を「ブリッジモード」にすることです。

ブリッジモードにすることで、中継器として使用できるため、電波を干渉せずに使用可能になります。

ちなみにONUには、ブリッジモード(中継器としての利用)はないため、自前のルーターの方を設定してください。

ルーターには、「ブリッジモード」と「ルーターモード」があり、初期設定では「ルーターモード」になっているため、「ブリッジモード」に切り替えて利用しましょう。

NURO光のルーターまとめ

当記事では、NURO光でレンタルできるONUの詳細について解説しました。
この記事のポイントは次の通りです。

  • NURO光のONUは、Wi-Fiルーターと一体型
  • NURO光契約の際、ONUは無料で送られてくるが、6種類のうちどれが届くか選べない
  • 古いタイプのONUが届いた場合、無料で交換可能
  • 中継器が必要な場合や接続する機器が6台以上ある場合は、自前のルーターが必要になる
  • 自前のルーターを中継器として利用する場合は、ブリッジモードに設定して使用する

NURO光は、速度の速さに定評がある光回線です。
しかし、送られてくるONUによっては、NURO光の速度を最大限発揮できない可能性があります。

ベストな状態でインターネットを利用するために、ONUについてしっかりチェックしましょう。

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この記事を書いた人
福田ありさ

福田ありさ

ぴかまろ編集・ライティング担当。光回線の販売経験を活かして、インターネットサービスのあれこれをわかりやすくお伝えできるように日々奮闘しています。家でも光回線やスマホサービスを色々試しており、ユーザー目線でリアルな情報を発信できたらと思っています!よろしくお願いします。

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