NURO光でレンタルできるONUは、Wi-Fiルーター機能と一体型となっているため、自前で用意する必要はありません。
しかし、複数の種類があるため、機器によってはNURO光の速度を充分に発揮できない可能性があるのです。
無料で速いルーターに変更する方法とは?
当記事では、NURO光の6種類のONUからおすすめをご紹介し、無料で交換する方法を解説しています。NURO光の速度に満足できていないという方は、一度ルーターをチェックしてみましょう。
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目次
そもそもONUとは?
NURO光のルーターについて解説するには、まずONUについて理解する必要があります。
ONUとは、Optical Netowork Unitの略で、光信号とデジタル信号の変換を行う装置のことです。
パソコンなどでインターネットを利用するために必ず必要な装置で、光コンセントとパソコンなどの端末の間に設置し、それぞれからケーブルでONUに繋ぎます。
そうすることで、双方からの信号を変換することができ、インターネットを利用できるのです。
ONUは、ご利用のプロバイダから無料でレンタルできます。
NURO光のONUはWi-Fiルーターと一体型
通常、光回線導入時は、ONUとは別にWi-Fiルーターを別途準備する必要があります。
しかし、NURO光のONUはWi-Fiルーター機能も備えているため、別で用意する必要がありません。
また、ONUは契約すれば無料でレンタルできるので、Wi-Fiルーターを準備する費用も抑えられるのが特徴です。
NURO光でレンタルできるONU比較表!おすすめは?
NURO光でレンタルできるONUは計6種類あり、それぞれスペックが異なります。
以下の表は、それぞれのスペックをまとめたものです。
ONU機種名 | 有線LANポート数 | ダウンロード速度(Wi-Fi最大速度) | アップロード速度 | 無線LAN規格 | 周波数 |
ZXHN F660T | 3 | 2Gbps(450Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz/5.0GHz |
HG8045j | 3 | 2Gbps(450Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz/5.0GHz |
HG8045D | 3 | 2Gbps(450Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz/5.0GHz |
ZXHN F660A | 3 | 2Gbps(1300Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | 2.4GHz/5.0GHz |
HG8045Q | 3 | 2Gbps(1300Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | 2.4GHz/5.0GHz |
FG4023B | 3 | 2Gbps(1300Mbps) | 1Gbps | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | 2.4GHz/5.0GHz |
ここからは、上記の中からおすすめのONUを解説していきます。
11ac対応のONUがおすすめ!
Wi-Fiの通信規格は、IEEE802.11〇〇というように〇〇部分のアルファベットによって異なり、それぞれ速度が変わってきます。
NURO光でレンタルできるONUは、具体的に「n」「g」「b」「a」「ac」の通信に対応しており、この中では「ac」が最速です。
そのため、ONUは「IEEE802.11ac」に対応しているものがおすすめになります。
NURO光でレンタルできるONUでIEEE802.11acに対応しているのは、「ZXHN F660A」「HG8045Q」「FG4023B」の3機種です。
最新規格「11ax」対応のスマートセットとは?(有料オプション)
上記で説明したWi-Fiの通信規格以外に、有料オプションを利用すれば11axという規格も利用可能です。
11axのダウンロード速度は、最大4.8Gbpsにも上るので、非常に速い通信であることが分かります。
ただ、NURO光自体の通信速度が、現状では下り最大2Gbpsなので、それを超えることはありません。
そして、NURO光で、この「11ax」を利用するためには、月額770円の「スマートセット」に申し込む必要があります。
「スマートセット」に申し込むことで、ONUは11axに対応するNSD-G1000Tをレンタルすることが可能です。
また、「スマートセット」の特典として、「Qrio Rock」が付いてきます。
「Qrio Rock」は、スマホの遠隔操作でドアを開閉できるオートロックシステムです。
以上のことから、より高速でインターネットを楽しみたい方、ドアを自動開閉できるスマートハウスにしたい方には、「スマートセット」オプションへの加入も検討してみてはいかがでしょうか。
利用するONUは指定できない
NURO光に申し込んだ際、レンタルするONUは自分で選ぶことはできません。
6種類あるONUのなかからランダムで送られてくるため、当たりはずれがあるのです。
NURO光でレンタル可能な6機種の中では、acに対応していない3機種が古い機種、3機種が新しい機種と分類できます。
しかし、古いといってもよほど高速通信が必要な人以外は、ストレスなく使えるという声も多いです。
そのため、まずは実際に繋いで利用してみて、もし速度に不満を感じた場合には、ac対応機器に交換してもらいましょう。
無料で交換可!NURO光のONUを交換する方法
11acに非対応のONU、「ZXHN F660T」「HG8045j」「HG8045D」が届いた場合は、無料で交換が可能です。
※ただし、NURO光の開通日が2015年9月より前の場合は、交換費用として11,000円かかります。
ONUの交換方法は、「NUROサポート窓口」(0120-17-260 ※9:00~23:00)に電話をして、交換したい旨を伝えるだけです。
そうすれば、NURO光の業者がルーターを持ってきてくれるので、その際に元々受け取っていたルーターを返却します。
このように簡単に交換ができるため、もし受け取ったONUが11ac対応ではなく、速度に満足できない場合は、交換の手続きを行ってみると良いでしょう。
ONUを変えずにWi-Fi速度を上げる方法
ここまで、ONUによる速度の違いについて解説してきましたが、ONUを変えずにWi-Fi速度を上げることも可能です。
期待した速度が出ていないと感じた場合は、以下の3つの方法を試してみてください。
設置場所を変える
Wi-Fiの通信は、ルーターの設置場所によって変わります。
そのため、速度が遅い・安定しないと感じる方はONUの設置場所を確認してみましょう。
Wi-Fiの電波は、様々な物から影響を受けやすく、それにより速度が遅くなっている可能性があります。
例えば、2.4GHzを利用している場合は、家電による電波干渉を受けやすいため、電子レンジなどの電磁波を発する家電が近くに無い方が良いです。
また、5.0GHzの電波は障害物に弱いので、ルーター設置場所と端末を使用する部屋や階が違うと、速度が遅くなることがあります。
上記のことを考慮して、ONUの置き場所を見直してみると、速度が安定するでしょう。
接続する端末数を減らす
同じWi-Fiに複数の端末を接続している場合は、電波の取り合いになり速度が遅くなることが多いです。
例えばIoT家電も同様のWi-Fiを利用している場合は、通信速度が遅くなっている原因になっている可能性があります。
その為、使用していない端末は接続を切り、必要な時だけ接続するようにすると、通信速度の改善が期待できるでしょう。
接続する周波数を変える
NURO光でレンタルできるONU端末を含め、ほとんどのWi-Fiルーターで、使用できる周波数を2.4GHzと5.0GHzの2つで切り替えられるようになっています。
そこで、2.4GHzで速度が遅くなっている場合は、5.0GHzに接続してみるのがおすすめです。
5.0GHz(5G)は障害物に弱いため、壁や床を隔てた場合は速度が安定しない傾向がありますが、電波が混雑しにくく高速回線が期待できます。
ただし、5.0GHzに接続できない機器もあるので、その場合は周波数の変更はできません。
接続方法は、通常のWi-Fiと同様です。
接続可能な機器一覧のプライマリーSSID末尾に、5.0GHzは「-a」、2.4GHzは「-g」とそれぞれ表示されているので、接続したい周波数のWi-Fiを選びましょう。
周波数が違っても、パスワードは同じです。
NURO光で自前のルーターを使う方法
NURO光を契約すると、ルーターが搭載されているONUがレンタルできるため、基本的には自前のルーターを用意する必要はありません。
そして、ONUと自前のルーターを繋ぎ、ネットワーク内にルーターが2台ある「二重ルーター」状態にすると、速度が遅くなったり、インターネットに接続できなったり、といった問題が起こることがあります。
ただし、
- 中継器が必要な場合
- 接続する機器が6台以上ある場合
は二重ルーターにして自前のルーターを使った方がいい場合もあります。
自前のルーターを使うときの注意点
自前のルーターを使うときの注意点としては、設定を「ブリッジモード」にすることです。
ブリッジモードにすることで、中継器として使用できるため、電波を干渉せずに使用可能になります。
ちなみにONUには、ブリッジモード(中継器としての利用)はないため、自前のルーターの方を設定してください。
ルーターには、「ブリッジモード」と「ルーターモード」があり、初期設定では「ルーターモード」になっているため、「ブリッジモード」に切り替えて利用しましょう。
NURO光のルーターまとめ
当記事では、NURO光でレンタルできるONUの詳細について解説しました。
この記事のポイントは次の通りです。
- NURO光のONUは、Wi-Fiルーターと一体型
- NURO光契約の際、ONUは無料で送られてくるが、6種類のうちどれが届くか選べない
- 古いタイプのONUが届いた場合、無料で交換可能
- 中継器が必要な場合や接続する機器が6台以上ある場合は、自前のルーターが必要になる
- 自前のルーターを中継器として利用する場合は、ブリッジモードに設定して使用する
NURO光は、速度の速さに定評がある光回線です。
しかし、送られてくるONUによっては、NURO光の速度を最大限発揮できない可能性があります。
ベストな状態でインターネットを利用するために、ONUについてしっかりチェックしましょう。
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