静岡県や東海エリアの方は、知っているという方も多いのでは?今回は、TNCヒカリの評判や料金、速度などについてまとめました。
気になっている方は、ぜひ参考にしてみてださい。光コラボについて知りたい方は、以下のページでも解説していますので、参考にしてみてください。→光コラボって一体なんなの!?転用の方法は?
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TNCヒカリとは?
TNCヒカリとは、TOKAIコミュニケーションズが提供している光コラボレーションサービス。
光コラボレーションサービスとは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光を他の事業者が買い取り、独自のキャンペーンやサービスを追加して販売しているものです。
TNCは、もともとプロバイダとしても利用されており、自社のプロバイダとフレッツ光のサービスをセットにしてTNCヒカリのサービスを提供しています。
また、工事費実質無料キャンペーンや格安SIMとのセット割など独自の特典を展開し、人気を集めています。
口コミ・評判からわかるTNCヒカリのメリットは?
フレッツ光より安くなるかも
以前契約していたところより1,500円ほど安く利用できています。(30代・女性)
料金はそれなりに安いので満足しています。(20代・男性)
TNCヒカリの月額料金は、転用の場合、プロバイダ込みで4,800円/月です。(1年間)
フレッツ光の月額料金は、4,600円/月で、プロバイダ料は別途必要になります。
仮にフレッツ光で、プロバイダをTNCにした場合、月々のインターネット料金は、5,490円なので、890円TNCヒカリの方がお得になります。
光コラボレーションとしては、平均的な料金ですが、フレッツ光からの乗り換えなら安くなるケースも多いようです。
フレッツ光から簡単に乗り換えができる
TNCヒカリは、フレッツ光の回線網を利用したサービスなので、現在フレッツ光を利用している方は、工事の必要がなく、簡単な手続きで利用を開始できます。
工事費実質無料キャンペーンがある
TNCヒカリでは、工事費実質無料キャンペーンを行っているため、現在フレッツ光以外の回線を利用している方も継続利用することで、無料になります。
戸建ての場合は、18,000円の工事費が600円/月×30回割引され、マンションの場合は15,000円の工事費が500円/月×30回割引されます。
つまり30ケ月以上利用すれば、工事費は完全に無料になるということです。
30ケ月より早くサービスを解約すると、割引が途中で終わってしまうことになるので、工事費の残債を一括で請求されます。
月額料金の割引キャンペーンがある
フレッツ光からTNCヒカリに乗り換えをされる方を対象に月額料金の割引キャンペーンが行われています。
具体的には、ファミリータイプの場合、1年間毎月300円割引、マンションタイプの場合1年間毎月100円割引されます。
格安SIMや電気料金とのセット割引がある
TNCヒカリでは、TNCの格安SIM「LIBMO」や電気料金とのセット割引を行っています。
格安SIMとセットで利用する場合、毎月最大300円割引がされます。
電気料金とのセット割引でも月々300円の割引を受けることができ、年間3,600円お得に利用できます。
口コミ・評判からわかるTNCヒカリのデメリットは?
速度が遅いかも
速度は他社と同じくらいだと思います。特別速いわけでもなく、遅すぎることもありません。(30代・女性)
速度は速い方だと思います。特に不便に感じたことはありません。(30代・女性)
夜になるとかなり速度が低下し、困っています。
通信対戦ゲームなどしようとしても止まってしまいます。(30代・男性)
TNCヒカリの速度は、「遅い」という声と「速い」という意見の両方がありました。
多くの方は、「可もなく不可もなく」という評価をしていた印象がありました。
また、「夜になるとかなり遅くなる」という声も複数見られました。
光回線の速度は、様々な要因で決定されるため、一概に判断できるものではありませんが、遅くなる可能性もあると考えておいた方がよさそうです。
西日本エリア限定
光コラボレーションサービスは、基本的にフレッツ光と同じ対応エリアで、東日本・西日本のいずれでも利用が可能です。
しかしながら、TNCヒカリは、例外的にNTT西日本のエリアでしか利用ができません。
東日本エリアにお住まいの方は、残念ながら加入することができませんので、注意しましょう。
違約金が高い
やむを得ない理由で、2年以内に引っ越しをすることになりましたが、こんなに解約金がかかるとは思いませんでした。(30代・女性)
TNCヒカリは、2年間の契約期間があります。
他の多くの光コラボでも多くのサービスでも、2年縛りがありますが、違約金は、10,000円以内に収まることがほとんどです。
それに対し、TNCヒカリは12,000円と高めに設定されています。
2年以内に違うサービスに乗り換える可能性がある人は、別のサービスを選んだ方がいいかもしれません。
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TNCヒカリよりおすすめの光回線はこちら
TNCヒカリは、速度や違約金の高さなど、デメリットがあります。
また、東日本では、利用することができません。
心配な方は、別の光回線を選んだ方がいいでしょう。
TNCヒカリよりおすすめの光回線については以下のページにまとめています。
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TNCヒカリの提供エリアは?
上でもお伝えしましたが、TNCヒカリの提供エリアは、西日本のみです。
光コラボサービスは基本的に全国で利用できますが、TNCヒカリは例外なので、気を付けてください。
提供エリアの詳細は、NTT西日本のホームページから確認できます。
お住まいの住宅タイプ(戸建てorマンション)と郵便番号、都道府県、電話番号を入力すると、エリアが検索できるので、まずはお住まいの地域が対象となっているかを確認してみましょう。
エリアの検索は、こちらのページから行うことができます。
TNCヒカリの料金プランは?
TNCヒカリの料金についても気になるところですよね。
TNCヒカリはプロバイダ込みで、戸建て5,100円、マンション3,800円ですが、転用の場合、12ヶ月間300円の割引があります。
料金の詳細は、以下の通りです。
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ただし、上の料金は2年契約の料金で、契約期間の定めのないコースでは、戸建てが6,400円/月、マンションが5,000円/月となります。
また、契約事務手数料は、フレッツ光からの転用の場合0円、それ以外の場合3,000円です。
工事費は、戸建てが18,000円、マンションが15,000円ですが、工事費実質無料割引のキャンペーンにより、30ヶ月以上継続利用すれば、無料になります。
TNCヒカリのキャッシュバックやキャンペーン
TNCヒカリではいくつかのキャンペーンが行われていますので、順番にご紹介しましょう。
月額割引キャンペーン(転用の方)
現在フレッツ光を利用していて、TNC以外のプロバイダを使っているという方は、月々の利用料金がお得になる割引キャンペーンの対象となります。
ファミリータイプなら、300円/月×12ケ月割引=合計3,600円、マンションタイプなら100円/月×12回割引=合計1,200円お安く利用できます。
ただし、2年契約のプラン(2年バリューパッ)に申し込むことが条件となっていますので注意しましょう。
また、転用の方は、本来必要となる契約事務手数料3,000円も0円となります。
工事費実質無料キャンペーン(新規の方)
フレッツ光以外の光回線をご利用の方は、工事が必須となります。
工事の料金は戸建て18,000円、マンション15,000円ですが、実質無料キャンペーンを適用すれば、継続して利用することで完全無料になります。
ただし、30ヶ月より早くTNCヒカリを解約した場合は、工事費の一部を支払わなくてはいけなくなるので、注意が必要です。
他社プロバイダ解約違約金最大10,000円分キャッシュバック
他社プロバイダで利用している場合、TNCヒカリに乗り換える際、解約する必要があります。
その際、違約金が発生する場合がありますが、NTT西日本を利用している方に限っては、最大1万円まで違約金の金額をキャッシュバックしてもらえます。
キャッシュバックの申請は、こちらのページから、申請書をダウンロードし、必要事項を記入して、TNCヒカリに送付してください。
電気セット割引
TNCヒカリと電気サービスをセットで利用すると、月額300円の割引を受けることができ、年間3,600円節約できます。
また、電子マネーや商品券に交換できるTLCポイントも年間936ポイント貯まり、お得に利用できます。
SIMセット割引
TNCのデータ通信プラン「LIBMO」とTNCヒカリを合わせて利用すると、最大月額300円お得に利用できます。
割引額は、データ通信のプランによって違います。
詳細は、以下の通りです。
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TNCヒカリの速度は?
TNCヒカリは、フレッツ光の回線網を利用したサービスで、通信最大速度はフレッツ光と同じ1Gbpsです。
この速度は、インターネットのヘビーユーザーさんでも、問題なく利用できる速度です。ただし、実際の口コミを見てみると「遅い」というユーザーもいないわけではありません。
インターネットの速度は、様々な要因で決定されるため、一概に速いか遅いかは判断できないもの。
TNCヒカリに限ったことではありませんが、導入するまでわからないと思っておいた方がいいでしょう。
TNCヒカリのプロバイダは?
TNCヒカリのプロバイダは、TNCのみです。
選ぶ必要はないのは、メリットですが、プロバイダを選びたい人にとってはデメリットとも言えるかもしれません。
現在、TNC以外のプロバイダを利用している方が、TNCヒカリに乗り換える場合、現在のプロバイダを解約する必要がありますので、違約金など発生しないかどうか確認しておきましょう。
TNCヒカリのメールアドレスは?
TNCヒカリのメールアドレスは、「tokai-hanako@~.tnc.ne.jp」となります。
そのため、これまで、別のプロバイダを利用していた人はプロバイダメールが変更されます。
現在のプロバイダメールを残したい場合は、多くのプロバイダでメール機能のみを残せるサービスが提供されているので、検討されるといいでしょう。
基本のアドレスとして1つははじめから付与されますが、もっと欲しい場合はプラス2つまで無料で追加できます。
それ以上追加したい場合は、1メールアカウントにつき月額300円となります。
メールボックスの容量は無制限で、保存期間は、60日です。
TNCヒカリの電話について
TNCヒカリの光電話プランは、フレッツ光で提供されているものと全く同じ内容のものです。
月額基本料金は500円で、固定電話への通話料は8円/3分、携帯電話へは18円/60秒です。
電話番号や電話機は基本的に今お使いのものをそのまま利用でき、スムーズに乗り換えができます。
オプションも豊富で、発信者番号表示、番号通知リクエスト、割り込み電話、転送電話、迷惑電話拒否、着信お知らせメールの他これらをセットにしたオプションパックプランもあります。
TNCヒカリのテレビオプションは?
TNCヒカリには、テレビのオプションもあります。
アンテナなしで、地上デジタルやBSデジタルが視聴できるので、「アンテナを立てずにテレビを見たい!」という方は、検討されるといいでしょう。
月額基本料金は660円。
工事費の目安は、インターネットの工事と同時に行う場合3,000円、別途行う場合は7,500円です。
また、その後のテレビ接続は自分で行うこともできますが、工事担当者にお願いする場合は、1台なら6,500円、複数台なら19,800円の費用がかかります。
TNCヒカリの工事は?
TNCヒカリの工事は、建物近くの電柱から光回線を引き込むという内容です。
通常は、エアコンダクトなどを利用して引き込みますが、適当な穴がない場合は、壁に穴を開ける場合もあります。
賃貸・マンションにお住まいの方は事前に管理会社や大家さんに許可をとっておきましょう。
また、申し込みから工事までの期間は、通常1ヶ月程かかりますが、TNCヒカリの工事は、時間がかかるという口コミも多く、2ヶ月近くかかったという人もいます。
乗り換えが決まったら、できるだけ早めに申し込みをすることをおすすめします。
TNCヒカリのセキュリティはどう?
TNCヒカリには、迷惑メール防止の無料セキュリティサービスがあります。
しかし、パソコン全体の安全を守る総合セキュリティソフトは提供されていません。
以前は、「TNCオンラインセキュリティー」というオプションのセキュリティサービスが提供されていましたが、現在は新規受付を終了しているようです。
そのため、総合セキュリティソフトは、自分で用意する必要があります。
ただし、フレッツ光からの転用の場合セキュリティ機能がそのまま引き継がれるため、その他にセキュリティソフトを購入する必要はありません。
TNCヒカリのサポートは?
TNCヒカリは、「TNCレスキュー隊」という訪問サポートのサービスを提供しています。
これは、月額500円で、自宅に何度でも来てもらえて、インターネットの接続や設定に関するトラブルを解決してもらえるというものです。
また、このようなオプションに加入しなくても、メールや電話でわからないことを相談することは可能です。
また、公式ホームページでもよくある質問についてはまとめられていますので、困ったことがあれば、まずはこちらをチェックしてみましょう。
問い合わせ窓口の情報は以下の通りです。
電話:0120-696-927
※受付時間:(月~金)10:00~20:00、(土日祝)10:00~18:00・加入後の相談
電話:0800-600-1234
※受付時間:(月~金)10:00~20:00、(土日祝)10:00~18:00メール:こちらから
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TNCヒカリの解約について
TNCヒカリをやめたいと思ったときについても解説しておきましょう。
解約の方法
解約の手続きは、電話から行うことができます。
解約が決まったら、「0120-696-927」に電話をしましょう。
そして、音声ガイダンスに従って「4」を押してください。
混雑時は、繋がらない場合もありますので、1度かけて繋がらなければ、こちらのページで混雑状況を確認してみてください。
契約期間と違約金
TNCヒカリの基本プランは2年自動更新契約です。
そのため、2年が経つと、自動的に契約が更新され、4年目まで継続契約がされる仕組みになっています。
契約期間中に解約をすると、違約金として12,000円が請求されます。
違約金を支払わずに辞める方法は、ただ一つ。
契約の「更新期間」と呼ばれる期間に解約をすることです。
更新期間は、2年間の契約が終わる最後の1ヶ月とその翌月となっています。
今回は、TNCヒカリについて解説しました。
キャンペーンをたくさん行っており、SIMとのセット割や工事費実質無料割引などをうまく利用すれば、フレッツ光よりお得に利用できる場合もあります。
ただし、他の光コラボに比べるとキャッシュバックなどは少ないため、お得に利用したいという方には、あまりおすすめできません。
お得さを求めるなら、auひかりやソフトバンク光を選択した方がいいでしょう。
当サイトでは、この他にも光回線に関するお得な情報を多数掲載していますので、参考にしてみてください。