Google Play Musicは、検索エンジン最大手Googleが提供する定額制音楽聴き放題サービスです。
他の音楽配信サービスとは異なる独自のサービスを展開しており、利用可能端末も幅広いので多くのユーザーに利用されています。 今回は、Google Play Musicのサービス内容を徹底的に調べ、わかりやすくまとめました。
無料プランと有料プランの違い・使い方・他の音楽配信サービスとの比較・無料トライアルの申込・解約方法などをご紹介します。これからGoogle Play Musicの利用を検討中の方・どんなサービスか知りたい方はぜひ参考にしてください。
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※本記事は2024/3/1時点の情報です。詳細は各公式ページをご参照ください。
目次
Google Play Musicの特徴・メリット
Google Play Musicには、他の音楽配信サービスにはない独特の機能があります。
Google Play Musicを使うメリットは大きく分けて以下の4つ。
容量を気にせずたくさんの楽曲を保存したい方・スマホでよく音楽を聴く方・さまざまなデバイスを使う方におすすめです。
【Google Play Musicを使う4つのメリット】
- クラウド上に楽曲が保存できる
- スマホに好きな曲をダウンロードできる
- 今持っている曲も再生可能
- さまざまなデバイスに対応している
クラウド上に楽曲が保存できる
Google Play Musicでは、約4,000万曲もの楽曲を保存できるのに加えて、クラウド上にもさらに約50,000曲もの楽曲を保存できます。
クラウド上に保存した曲のデータは、スマホが壊れた時や機種変更した時もすぐに復元できるのが魅力。
機種変更を考えている方や、さまざまなデバイスにお気に入りの音楽をダウンロードしたい方にもおすすめです。
スマホに好きな曲をダウンロードできる
Google Play Musicには、ダウンロード機能が付いています。
メインはオンラインのストリーミング再生ですが、ダウンロード機能を使えば、オフラインでも楽曲の視聴が可能です。
なお、ダウンロードした音楽ファイルは、さまざまなアプリに対応しているmp3形式。
形式を変更する手間もなく、ダウンロード後使いやすいのも魅力です。
今持っている曲も再生可能
Google Play Musicに保存した曲は、どのデバイスでもストリーミング再生できます。
アカウントにログインさえすれば、スマホでダウンロードした曲をタブレットで流したり、パソコンでダウンロードした曲をスマホで流したりすることも可能です。
好きになった曲をすぐにストリーミング再生できるのは、Google Play Musicならではのサービス。
好きなアーティストの多い方・街中で気になった音楽をすぐに再生したい方にもおすすめです。
幅広いデバイスに対応している
Google Play Musicは、幅広いデバイスに対応しています。
スマホ・パソコンなど、さまざまなデバイスを使う方にもおすすめです。
【Google Play Musicの対応デバイス】
- Androidスマホ
- iOSを使ったiPhone
- ウェブブラウザ
無料プランと有料プランの違い
Google Play Musicは、基本無料で使えますが、有料プランもあります。
無料プラン・有料プランの違いは以下のとおりです。
無料(0円) | 有料(月額980円) | |
ジャンルごとの再生 | × | ○ |
音楽聴き放題 | × | ○ |
広告を消してくれる機能 | × | ○ |
好きな音楽をダウンロード | × | ○ |
クラウドに保存した曲を再生 | ○ | ○ |
無料プランは基本操作のみ
Google Play Musicの無料プランでできるのは、クラウド上に曲を保存・再生することです。
有料プランよりもできることは限られますが、50,000曲も無料で保存できるのはかなり大きなメリット。
クラウド上に楽曲を保存できると、スマホが壊れたり機種変更したりしても安心です。
ただ、無料プランの場合は広告が流れたり、ジャンルごとに再生できなかったりと制限がかかるため、より快適に利用したい方には有料プランを選びましょう。
有料プランのメリット
Google Play Musicの有料プランの大きなメリットは以下の4点です。
- 聴ける曲数が4,000万曲になる
- YouTube Music Premiumが利用可能になる
- 気になる広告がスキップ可能になる
- オフラインでも再生できるようになる
聴ける曲の数が多くなるほか、YouTubeなどもより便利に使えます。
4,000万曲が聴き放題
無料プランでは、クラウド上に保存した50,000曲の楽曲をストリーミング再生できました。
しかし、有料プランにすれば、Google Play Music内に掲載されている曲がすべて聴き放題になります。
気になっていた曲や今まで触れなかった音楽も気軽に再生できるので、音楽の幅を広げたい方にもおすすめです。
追加料金なしでYouTube Music Premiumも使える
YouTube musicは、YouTubeの中でも音楽配信をメインとしたサービスです。
Google Play Musicの有料プランでは、YouTube musicの有料プラン「YouTube Music Premium」も無料で使えます。
YouTube Music Premium なら、YouTubeのバックグラウンド再生・オフラインでの再生も可能です。
動画を再生しながら楽曲を聴けるのは、他の音楽配信サービスにはなかなかない珍しいサービスです。
広告をスキップできる
Google Play Musicの無料プランでは、途中で広告が流れてきます。
好きな音楽を気持ちよく聴いている時に、何度も聞きたくない広告が流れるのはストレス。
有料プランなら広告をカットできるので、ストレスなく音楽を楽しめます。
オフライン再生ができる
Google Play Musicの有料プランなら、オフラインでの再生が可能です。
オンラインで通信をしながら曲を聴くストリーミング再生でないのは珍しく、地下鉄などインターネットがつながりにくい空間でも快適に楽曲を再生できます。
さらに、オフラインで聴くために難しい操作をしなくても大丈夫!
通信量を気にせず、気軽にお気に入りのアーティストの楽曲を楽しめます。
Google Play Musicの使い方
Google Play Musicは、機器に不慣れな方でも簡単に使えます。
Google chromeを使っている場合は、拡張機能をダウンロードすればすぐに利用可能です。
クラウド上アップロードする方法
クラウド上へは、以下の手順で曲をアップロードします。
- メニュー欄の「音楽をアップロード」を選択
- パソコン内にある音楽ファイルをドラッグ&ドロップ
- アップロード完了
Google Play Music内のクラウド上に曲をアップロードしておけば、さまざまなデバイスで再生可能です。
CDをとり込んだら自動でクラウド上にアップロードされる方法
Google Play Music Managerを導入すると、自動でアップロードが開始されるので、CDをアップロードする手間が省けます。
Google Play Music Managerは、ブラウザ・アプリのどちらからでもダウンロード可能です。
難しい設定をする手間もなく、CDからもスムーズに楽曲を取り込めます。
Google Play Musicの注意点
YouTube Music Premiumの重複契約に注意
Google Play Musicの有料プランに入ると、YouTube Music Premiumも無料で使えます。
すでにYouTube Music Premiumに入っている方は、Google Play Musicの有料プランに入る前に解約しておきましょう。
Google Play Musicの有料プランに入る際は、YouTube Music Premiumを重複して契約しないよう注意してください。
解約前にクラウド上に保存!
またGoogle Play Musicの有料プランを解約すると、ダウンロードした曲・自作したプレイリストが利用できなくなり、4,000万曲がすべて聴けなる点に要注意です。
再生できるのはクラウド上に保存した音楽のみになるので、解約前にお気に入りの音楽をクラウド上に保存しておきましょう。
Google Play Musicと他の音楽配信サービスを比較
Google Play Musicを、他社の音楽配信サービスと比較しました。
月額料金 | 楽曲数 | |
Apple Music | 980円 | 5,000万曲 |
Amazon Music Unlimited | 980円 | 6,500万曲 |
Google Play Music | 980円 | 4,000万曲 |
月額料金は他社の音楽配信サービスと同じですが、楽曲数はやや劣ります。
一見コスパが悪いようですが、よく見るとGoogle Play Musicならではのメリットが見えてきます。
他社と比べたメリット
- 最大320kbpsで高音質
- カスタマイズできる機能が豊富
- 曲をアップロード可能
Google Play Musicは、より高音質で聴けるのがメリットです。
音質のよさを測るためにはビットレートは、以下のような数値となっています。
ビットレート | |
Apple Music | 最大256 kbps |
Amazon Music Unlimited | 最大256 kbps |
Google Play Music | 最大320 kbps |
楽曲数はやや劣りますが、Google Play Musicならより良い音質で楽しめます。
クラシックやジャズなど、繊細な音楽を聴きたい方には、Google Play Musicがおすすめです。
他社と比べたデメリット
- 歌詞が表示されない
- 全体が見やすいリスト表示は非対応
Google Play Musicのデメリットは、歌詞が見られない点・表示形式に偏りがある点です。
歌詞を覚えたい場合は、別の窓を開いて調べる必要があります。
歌詞表示 | リスト化の可否 | |
Apple Music | ○ | ○ |
Amazon Music Unlimited | ○ | × |
Google Play Music | × | × |
歌詞表示・リスト化の機能を搭載しているかはメーカーそれぞれです。
ここは好みですが、歌詞表示・リスト化の機能にこだわりのある方は、すべて備えているApple Musicがおすすめ。
一方、スマートに使いたい方には、最もシンプルなGoogle Play Musicがおすすめです。
Google Play Musicをお得に試す方法
Google Play Musicと他の音楽配信サービスを比べたい方には、無料トライアルを利用するのがおすすめです。
無料トライアルでは、申し込みをしてから30日間無料で使えます。
初回30日間無料トライアルの申込方法
無料トライアルの申し込みは、有料プランを申し込むのと同じ手順で、簡単に完了します。
無料トライアルの申込方法
- Google Play Musicのサイトを開く
- 「登録する」ボタンを押す
- Googleアカウントを入力
- 定期購入を選択
- クレジットカード情報を入力
- 「定期購入」を選択
無料トライアルの解約方法
無料トライアルの途中で解約もできるので、満足できなかった方は、無料トライアル中に解約しましょう。
無料トライアル中に解約すれば料金は発生しません。
なお、解約時の操作方法は、デバイスによって異なります。
Androidの場合
- Google Play Musicのアプリを開く
- メニューボタンを押して設定をタップ
- 「定期購入を解約」という欄をタップ
- 出てくる画面に沿って解約
iPhoneの場合
- パソコンのブラウザでGoogle playのページへ
- 左側にあるメニューの中の「定期購入」をクリック
- 「定期購入を解約」を選択
- 出てくる画面に沿って解約
iOSの場合はGoogle playのページがうまく操作できないので、必ずパソコンを使いましょう。
後は「定期購入を解約」を選択し、画面に沿って操作すれば解約できます。
無料トライアルの注意点
Google Play Musicの無料トライアルは気軽に解約できるのがメリットですが、解約するとダウンロードしたリストなどがすべてなくなってしまう点に注意が必要です。
また、無料トライアルの期間を過ぎると、自動で契約更新し課金されます。
Google Play Musicの無料トライアルを使う場合は、無料トライアル期間をあらかじめ確認しておきましょう。
なお、無料トライアル終了後に再び契約すると、無料トライアル時のデータが引き継がれます。
まとめ
Google Play Musicは、Googleは提供している音楽配信サービスです。
クラウド上に手持ちの曲をアップロードでき、オリジナルの再生リストが作れるのは、他のサービスにはない大きなメリット。
無料プランでも音楽のバックアップサービスとして役立ちます。
なお、Google Play Musicを検討中の方は、まず無料トライアルで試してみるのがおすすめです。
指示に沿っていくだけで登録できるので、気軽に始められます。
また、Google Play Musicは他の音楽配信サービスよりも音質がよいので、音質にこだわりがある方は1度聞き比べてみてください。